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(回答先: 日本人の幸福のためには、戦力は持つべきか、放棄すべきか。アメリカ追随が悪いなら、どちらがいいのか。 投稿者 東京音頭 日時 2007 年 3 月 25 日 10:13:39)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=16598993&comm_id=866298&page=all
2007年03月28日00:53
76: たけ(tk)
> 71: 椋鳥 さん
>現在行われている海外への自衛隊派遣は、憲法うんぬんを別にした、外交上の必要性から行われています。
悪くいえば、「現状の日米の力関係と、自衛隊と米軍の一体化の現状においては、アメリカの軍事作戦の補完機能を果たさざるをえない」から、とも言えそうですね。
>(欧米には古代ローマの時代から、「一緒に血を流す奴こそ、真に信用できる奴」という伝統があります。)
下に、【イラク戦争における米軍および有志連合軍の死傷者】(※1)というのを挙げましたが、アメリカが「一緒に血を流す奴」を「真に信用できる奴」と尊重するようになるのでしょうか?
(「利用価値がある」と「信用」するのは確かでしょうが・・)
* 「憲法より常識だ」とばかりに、自国の憲法を無視して派遣する政府が「近代的な法治国家」として外国から信用されるとは思えない。いったん無視した後では、憲法を改正したとしても、じゃあ、その憲法だって守る気がないのだろう、と疑われてもしょうがない。
>自衛隊を派遣する際には、各種重火器等の装備を持たせる必要がある訳です。
>(現地の武装勢力に舐められない為です。発展途上国では、小銃や迫撃砲程度の武装だと、そこらの武装勢力と同じレベルですから。フランスは長距離用の重火砲を持ち込んだりしてます。)
戦争のために行くのであれば、戦車も必要でしょう。住民に支えられたレジスタンスから身を守りたかったら、ハンビー(装甲仕様のジープ)じゃ駄目ですからね。(※2)
フランスはイラクには派兵していないのかな?(※3)
フランス兵はアフガンでは死んでいるみたいです。(※4)
「フランスは長距離用の重火砲」というのはレバノンのことかな?(※5)
>しかし、日本の憲法と政治事情では、自衛隊に戦車やら重火器を持たせて送り出すと、やれ「侵略だ!」やれ「憲法違反だ!」と揉めて、派遣が遅れに遅れる訳です。
言われるままに出さなければいけない、のか、出さないほうが善いとの判断の下に(憲法からあるからという口実で)出さないよ、と突っ張るのがよいのか?
>この為、(今までは幸運にも大丈夫でしたが)将来的に自衛隊員に犠牲者が出る確率が高くなり、また、復興支援や治安維持活動に支障が出る恐れがあります。
>自衛隊員だって、日本国憲法の下、保護されるべき日本国民です。
重装備のほうが安全だと、思われますか?
それとも、「戦争のためではない。殺すためではない。復興支援のためだ」とペットボトルを配るだけにしたことが、さいわいにも犠牲者が出なかったことの原因に思えるもですが・・。
>日本国民を保護すべき憲法が、結果的に日本国民を危険にさらしているのだから、改定しようというのは極々当たり前の事なのではないでしょうか。
憲法を改正して、日本軍が交戦権を持ったとしても、重装備で進出したとしても、外国で軍事行動を行うこと自体が、日本国民を危険にさらす原因になると思います。
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※1:【イラク戦争における米軍および有志連合軍の死傷者】
http://www.econ.keio.ac.jp/staff/nobu/iraq/casualty.htm
【イラク戦争における米軍および有志連合軍の死傷者】
第2表 有志連合軍の死者
イラク開戦以降(AP通信集計
2007年3月25日発表)などによる
国名 人数
米国 3,240
英国 134
イタリア 33
ポーランド 19
ウクライナ 18
ブルガリア 13
スペイン 11
デンマーク 6
エルサルバドル 5
スロバキア 4
ラトビア 3
エストニア,オランダ,タイ 各2
オーストラリア,カザフスタン,
ハンガリー,ルーマニア 各1
合計 3,496
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※2:ハンビー(装甲仕様のジープ)じゃ駄目。
http://www.asyura2.com/0411/war65/msg/559.html
現在イラクにある1万9千台のハンビー(装甲仕様のジープ)は、本来戦線後部での兵員輸送用に作られているため、速度を重視し軽量で、装甲性は堅固ではない。
だが統計によると兵士の5人に1人の死亡が、道路上に仕掛けられた爆弾や軽、重火器による攻撃に頻繁に晒されるハンビ−乗車中に起きているのだ。
ラムズフェルド国防長官がクウェートを訪問した折、米軍将校が苦情を述べ、米議会で激しい非難を浴びたため、これら車両の装甲性強化が真剣に検討された。そこでペンタゴンは最近、車両や大型トラックの装甲化に40億ドルを投入すると発表した。2005年3月末までに98%の車両の、2005年6月までに大型トラックの装甲化が完了する予定。
新たな問題は、車両の壁を厚くすると高速性と敏捷性が犠牲になり、肥えたアヒルように動けなくなり、疑いなく新装甲車を貫通する技術を開発するであろう抵抗勢力の格好の「カモ」となることだ。
最後の「カモ」は訳者の意訳で、原文は「標的」。現実に新装甲強化車両もバタバタと倒されている。
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※3:フランスはイラクには派兵していないのかな?
http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/futuunokaiwa3.htm
ドイツもフランスもイラクには一兵たりとも出兵していない。
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※3:フランス兵はアフガンでは死んでいるみたいです。
http://homepage.mac.com/ehara_gen1/jealous_gay/new_world_order/71.html
米軍空爆、住民35人死亡 アフガン
【ニューデリー=豊田栄光】アフガニスタン駐留米軍は、南部カンダハル州パンジュワイ地区で21日から22日にかけて、旧タリバン政権残存勢力の拠点を空爆、タリバン戦闘員60人が死亡しました。米軍スポークスマンが22日、発表しました。
アフガンからの報道によると、住民にも犠牲者がでています。病院に運ばれた負傷者の証言によると、35人が死亡、40人以上が負傷しました。
アフガンでは先週、タリバンによる大規模で組織的な攻撃が各地で発生し、100人以上が死亡しました。そのなかにはフランス兵2人、米兵1人、カナダ兵1人が含まれています。(しんぶん赤旗 2006/05/23)
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※5:「フランスは長距離用の重火砲」というのはレバノンのことかな?
http://obiekt.seesaa.net/article/24415511.html
2006年09月25日
フランス軍、レバノンへ機甲戦力を投入
停戦を監視する国連平和維持軍としてフランス軍がレバノンに上陸。その陣容は、想像以上に重装甲車両で固められています。フランス軍の UNIFIL派遣規模は2000人程度なのに、部隊の装甲化率は非常に高く、もしそのまま大規模戦闘に巻き込まれてもある程度持ち応えることが可能です。