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(回答先: 改憲した方がいい、という理由をお聞かせください。 投稿者 東京音頭 日時 2007 年 3 月 26 日 23:23:28)
東京音頭さん、こちらこそご無沙汰しております。
私事で恐縮ですが、私がネットウヨになったのは10代の頃、日教組支配が異常に強い小学校で受けた偏向教育(たとえば国語では教科書の代わりに上田卓巳(極左国会議員)&部落解放同盟が作成した「副読本」が使われ、「特殊部落」の人間が仕掛けたけんかを買ったら日教組狂死に一方的に「お前が悪い」と言われたなどなど)の後遺症で左翼をあまり信用していないことと、その反動でその後下賎極まりない環境でノンポリ軍事オタクになってしまった影響、といえばそれまでです。が、下賎極まりない環境を出た後も基本的には改憲に賛成するようになったのは、
(1)ヨーロッパ戦史を読みまくっているうちに「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼」して「戦力不保持」に踏み切るのが恐ろしくなったため
(2)アメリカ覇権力衰退により将来ありうるアメリカの極東撤退(これ自体は喜ばしいが)に続くかもしれない米中「不可侵条約・極東分割」に抗するに足る戦力を保有する余地を残すべき(もちろん、軍事力だけが抵抗手段ではないし、軍事力以前にまず国家頭脳力を強化してほしいのはやまやまですが)
(3)現行憲法支持派の中には残念ながら亡国指向の人物が少なからず混じっているのではないか、という疑念を個人的に有しているため、現行憲法を保持することも緩慢なる亡国への道ではないか、と疑っている
ため、改憲したほうが本当はいいのではないかと考えているからです。
(1)(2)についてはほかの論客も再三論じているので(3)についてだけ具体例を一つだけ。(またまた私事で恐縮ですが)以前某所でヨハン・ガルトゥングという国際平和屋の通訳をしたことがあります。その席で結語として「日本が真の平和国家になるためには」と前置きして、「日本語は天皇崇拝・侵略イデオロギーを美化する言語だから、日本人は日本語などさっさと捨ててしまえばよい」との日本亡国のご神託を迷える日本の平和屋どもに投げ与えたのには仰天しました(余計なお世話だ。その時非番でよかったわいw)。
ちなみにこのオッサン、他所では
http://www.geocities.jp/nanmin_now/peace-training.html
<創価学会について>
組織は封建的だが文化的には美しい可能性を内在している。
ナポレオンに傾倒している点は矛盾だが、ある意味では世界一の平和団体である。
世界を巡回する人権展、核の脅威展を見てきたが創価学会インターナショナルのものほど素晴らしいものはない。
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などと実に興味深い暴言を吐いているところを見ると、このオッサンが日本の平和屋をけしかけ、そのエネルギーを国際金融資本などの真の敵に向かわせる代わりにあらぬ方向へと誘導して、日本を法華経神政国家にしようとしているのがなんとなくわかります(これが私の思い過ごしならいいのですが)。反戦平和は大賛成ですが、(「玉」と言葉を捨てるという)日本亡国につながる犠牲を払っての反戦平和は受け入れられません。これで土地まで失えば、日本人はパリサイ人のように世界中に離散した上で他民族に寄生して生きるか、チベット人などのような悲惨な流浪生活が待つだけを送る可能性が高くなる。現行憲法がこのような連中のイデオローグに利用される余地を多分に与えているのは極めて残念です。
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しかし、本来は、憲法のここ、そこがおかしい、不備だからこういうふうに直したい、といって議論するべきだと思います。
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全く賛成です。憲法論議など本来は平時にこそ国の未来像にもとづき、たとえ数十年かけても侃々諤々議論を重ねるべきものです。非常時にあわてて変えても改悪になる公算が高いと思います。
これは余談ですが、現行憲法「押し付け」が教育崩壊の元凶、という意見が保守には強く見られますが、現行憲法「押し付け」と教育崩壊の因果関係は個人的にはよくわかりませんので、現時点ではこの見解には賛成いたしません。ただし(アメリカの影響が感じられる)戦後の学制改革や元祖売国政権・中曽根内閣で導入が決定されたセンター試験などが日本の教育に及ぼした悪影響を考えれば、改憲以前に教育分野での対米独立こそ必要だと確信します(こんなこと考えているから、改憲派ネットウヨではなく、堕落した護憲派へタレウヨのように見えるのでしょうw)。
日本は記録的暖冬でしたが、そちらは記録的旱魃とのこと。
くれぐれもお体をお大事に。