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(回答先: 日本人の幸福のためには、戦力は持つべきか、放棄すべきか。アメリカ追随が悪いなら、どちらがいいのか。 投稿者 東京音頭 日時 2007 年 3 月 25 日 10:13:39)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=16598993&comm_id=866298&page=all
2007年03月26日02:11
32: たけ(tk)
>20: やまめ さん
>軍隊を保持しないという現状の九条条文の価値や有益性がわからないのですが…。
>・・
>なんのために軍隊を保持しないという条文を頑なに守る必要があるのかわかりません。
外国を侵略しないためです。
外国を侵略しない、安心して付き合える国家としての地位を維持するためです。
現在の自衛隊と現憲法との関係は、
「国権の発動たる戦争」のための軍隊、戦力は持たない。
「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段」となるような軍隊・戦力は持たない。
つまり、正当防衛として認められるような自衛のための戦力であれば構わない。
そのような正当防衛として認められる範囲内の戦力として自衛隊がある、という理論構成になっています。
刑法上の正当防衛の要件は
1. 急迫の侵害
2. 不正な侵害
3. 自己または他人の権利防衛のため(防衛行為,防衛意思)
4. やむを得ずにした行為(補充性,法益権衡)
です。(wikipedia)
つまり、現実に日本が攻撃されるような急迫な侵害があったときに、日本を守るために、やむを得ず行う反撃であれば、
「国権の発動たる戦争」とはいえないし、
「国際紛争を解決する手段」としての「武力による威嚇又は武力の行使」ともいえないので、
現憲法でも許されている、という解釈です。
それに対して、自民党の憲法草案では
正当防衛の範囲を超えて戦力を行使することが予定されています。
「圧政や人権侵害を根絶させるため、不断の努力を行う(自民党の憲法草案、前文)」では、まるでアメリカの「民主化のため」の侵略みたいです。
「我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため」は、国外に居る国民の安全を確保するために、外国を攻撃できるということになりそうです。
「国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び緊急事態における公の秩序を維持・・の活動を行う」だと、アメリカが「イラクは、イランはけしからぬ」と言ったときに、お付き合いをせざるをえなくなりそうです。
>外国から見たら立派に軍隊ですよ?日本人が軍備を放棄したと言っても信じて貰えない。
戦争をしない、おかしな軍隊と見られているみたいですよ。
おおいに結構ではないですか。
軍隊は、歯止めを外せば、暴走します。