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政府の教育再生会議(野依良治座長)は、出会い系サイトなど携帯電話を利用した有害情報から子供を守る対策の素案をまとめた。
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小中学生が使用する携帯電話について、有害サイトへの接続を制限する「フィルタリング(選別)機能」を付けるよう保護者に義務づけることなどが柱となっている。同会議は少女買春など犯罪の温床である出会い系サイト規制の強化に緊急に取り組む必要があると判断した。
素案は、保護者に対し、「小中学生が使用する携帯電話を購入する場合は、フィルタリングを義務づけること」と明記した。
フィルタリングは無料で利用できるが、電気通信事業者協会の調べでは、9月末の時点で、携帯電話を持つ小中高生の利用率は約3割にとどまっている。
さらに、素案は小中学生の携帯電話の機能を、通話とメール送受信、全地球測位システム(GPS)を利用した居場所確認の三つに限定するよう保護者に働き掛けることを盛り込んだ。
学校に対しても、携帯電話の使用制限にさらに取り組むことを求めた。
例えば、〈1〉授業中の使用禁止など、校則に携帯電話に関する規定を盛り込むことを徹底させる〈2〉出来るだけ携帯電話を子供に買い与えないように保護者に要請する――ことなどの必要性を強調している。
再生会議は27日の分科会で素案を提示し、年末の第3次報告への盛り込みを目指す。
有害サイト規制に関して、民主党も昨年12月、18歳未満の青少年が利用する携帯電話について、フィルタリングサービスに関する説明を業者に義務づける「携帯電話有害サイト接続制限法案」(電気通信事業法改正案)を議員立法として国会に提出している。
◆「出会い系」被害者、18歳未満1000人超◆
内閣府が7月に発表した「情報化社会と青少年に関する意識調査」によると、携帯電話やPHSの使用率は高校生96・0%、中学生57・6%、小学生31・3%に上った。このうち、携帯電話・PHS経由でインターネットを利用しているのは高校生99%、中学生97%。小学生でも86%に達した。
一方、警察庁のまとめでは、「出会い系サイト」に関連して全国の警察が摘発した事件は2006年が1915件。児童買春・児童ポルノ法違反、監禁・暴行などで、被害者1387人のうち、18歳未満が8割を超える1153人に上った。さらに、18歳未満のうち、携帯電話で出会い系サイトへ接続した者は1114人(96・6%)だった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071124it04.htm?from=navr
※コメント:
>>小中学生の携帯電話の機能を、通話とメール送受信、全地球測位システム(GPS)を利用した居場所確認の三つに限定するよう保護者に働き掛けることを盛り込んだ。
はぁ????????
普通のサイトは禁止ってこと!??????????