★阿修羅♪ > 地域11 > 444.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
475万人満員電車状態に 首都直下地震の徒歩帰宅者(東京新聞)
2008年4月2日 19時10分
中央防災会議の専門調査会は2日、震度6強の首都直下地震が起きた場合の被災者の帰宅行動シミュレーション結果を発表した。それによると、首都圏の自宅まで徒歩で帰ろうとする被災者が都内の路上に殺到し、約475万人が「ラッシュ時の満員電車並み」で将棋倒しになる恐れがある1平方メートル当たり6人以上の密集状態に巻き込まれる。このうち約200万人は3時間以上にわたり密集状態に置かれる。
また、都心・丸の内からの徒歩帰宅時間は、約20キロ離れた埼玉県和光市で少なくとも平時の3倍の約15時間、約30キロの横浜市も2倍近い約15時間かかると見込まれる。
この結果に基づき、専門調査会は徒歩帰宅者の安全や救急車両の円滑な通行の確保に向け、帰宅に時間差を設けることなどによる一斉帰宅を抑制する具体策のほか、帰宅途中の被災者支援や都心部での滞留者対応を盛り込んだ「帰宅困難者対策」を本年度内をめどにまとめる。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008040201000662.html