★阿修羅♪ > 地域11 > 222.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
医師会流用の補助金返還へ詰め 愛知県と厚労省協議【中日新聞】
2007年9月6日 朝刊
愛知県医師会(妹尾淑郎会長)が、県から委託を受けた「県救急医療情報センター」事業の委託費の一部を、医師会幹部一人の給与全額に充てていた問題で、二月に会計検査院の指摘を受け、県が同事業への国の補助金を返還する方針を固めたことが分かった。
関係者によると、返還を検討しているのは、〇五年度から、関係書類の残る〇一年度までの五年分。
医師会は国の補助金を含む県の委託費の中から、救急医療情報センターを管轄する業務第一課長の給与として、五年間で約五千二百万円を充てていた。
県は同課長が実際にセンターの業務に当たっていた相当分を差し引いた額を算定し、返還する。国への返還額が確定後、県の委託料全体についても不適切な部分を算定し、医師会に応分の負担を求める方針。
この問題は〇六年二月にも総務省が「給与の全額負担は不適切」と行政評価で指摘し、県は同年四月から同課長の給与を医師会が全額負担するように改めた。
これまで県は「委託費で支出することは差し支えない」としていたが、会計検査院による再度の指摘で対応。厚労省は五年分の関係書類の提出を県に求め、返還に向けた詰めの協議を続けている。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007090602046769.html