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(回答先: 後期高齢者に対する迫害と厚労省の大嘘←現時点で判明していること、これは大スキャンダル 投稿者 どっちだ 日時 2008 年 3 月 11 日 03:38:45)
----カーリング漬け から転載-----------------------------------------
http://plaza.rakuten.co.jp/gaksuzuki34/diary/200803090000/
March 9, 2008
老人医療、介護、福祉もう駄目ポ
医療報酬改定の内容が明らかになった。主に病院向けに診療報酬内容をわずかに厚くされた訳だが、国全体の診療報酬総枠はさらに減額しているので、どこから急性期病院に報酬を回したかというと町医者と老人医療から。
親友からの嘆きの手紙を読むと悲惨な老人、介護世帯の未来が見えてくる。こんな政策を続ける国に明るい未来があるのかしら?
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グループホームの訪問診療料が8400円から2000円に減額というだけでは終わりそうもありません。
在宅療養支援診療所の在宅時医学総合管理料という点数が、42000円/月から30000円/月に減額されるという情報が入りました。一般の診療所の在宅時医学総合管理料は21000円/月から15000円/月に減額です。
24時間対応を行っているのも同じであるにも関わらず、何故、どのような理由で在宅時医学総合管理料が減額されるのでしょうか。理解不能です。
>理由なんか無いんです。減らしたいから減らしたんです。国はどうでも良いんです、減らせれば。しかし、24時間ひもつきで在宅主治医になるのに一月、30000円はもとより、15000円なんて安すぎるよね。睡眠を削ってでも働く意欲がわくわけないだろう。どっかに、一泊寝当直に行けば補えるね。その方が責任少ないし。
この界隈では、在宅療養支援診療所は私のところだけですが、この点数改訂で、確実に新規参入はなくなり、そして市全体で見ると、既に申請している約60箇所の在宅療養支援診療所ですら手を引くところが続出するのではないでしょうか。
>そりゃそうだろう、この報酬で在宅支援はボランティアだろう。やる動機ほとんどなし。報酬を減らしてでも、体を休めたほうが得。
国の介護療養型病床が38万床から15万床に減らされ、患者さんは病院から追い出され、ようやく入居した特定施設や居住系施設でも十分な医療を受けられず、結局は、自宅で過ごしなさい、自宅で死になさい、という意図が見え見えの制度設計になっています。
>自宅ってだれが見るの?老老介護か独居老人だろう。介護老人を家にかかえたらかまどがひっくり返る家庭もたくさんあるな。そういう家庭では嫌でも老親がうっとうしくなってくるな。後期高齢者制度では乏しい年金から保険料を天引きされる上に、かつ世帯主も持ち出しを求められているな。まさに、家庭介護になったら、経済的に家庭内対立を招くのみならず、困窮を呼びそう。心の貧しい医療政策だな。国民の人生を豊かにという思想が全く見えないな。
病院はというと、国は介護療養病棟から老健へと転換、誘導する方針でしたが、この改定で2割もの減収となることが判明し、病院関係者の間で失望が広がっています。某病院の院長は、「こんな点数で、老健やる奴なんていないべや」と言っていました。ということは、入院している患者さんは、いったいどこに行けば良いのでしょうか。医療難民の発生は、もはや避けられないと思います。
>その結果、「どうしてこんなになるまでほっといたの?」という、驚くべき衰弱した状態になってから病院に担ぎ込まれる老人が続出し、勤務医の労働環境は改善するどころか、さらに悪化。年収1000万割っても良いからQOLを求めて最前線から逃散する流れは止まらず。あるいは老人の孤独死急速増加。病院も受け入れ余裕などまったくないから、救急車を呼んでも自宅死、車内死続出。それを恐れて無理繰り3次救急にねじ込んだら、3次救急崩壊。その地域はジ、エンド。
ハァ〜〜〜
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やっぱり私のにらんだ通り、焼け野原を作る政策は確信犯だな。兵糧攻めで皆保健をどうやっても崩壊させるつもりだな。まぁ、開業医いじめは勤務医の逃げ道封じのつもりなんだろうけど。かわいそうな高齢者、人生の先輩達。
政治は政策をいったん決めたら、下々がどんなに大混乱、大被害を被っても、一時的な混乱であり、理想をかなえるためには仕方が無い、と冷たく切り捨てるものである。それが、官僚の仕事。彼らを責めても仕方が無い。
それを指揮しているのは与党なんだから。医療政策の大転換を迫るには政権交替しかあり得ないと確信した。本気で皆保険を守り、医療と国民の健康を守る気があるのなら、医師会も覚悟を決める時ではないか?
次の衆院選は焼け野原を食い止められるか、市場原理主義者から市民に政治を取り戻せるかどうか、大きな大きな選挙になるだろう。ここで、政権交替が無ければ、医療と皆保健は終わるね。医者も経済界に合わせた医療に応じていくしかないね。めざすはアメリカ型医療かな。シッコの世界さ。
その方が医者に取っては経済的に豊かになりそうだけど、患者さんは、もう皆保健の暖かさとはおさらばさ。その時は、市民の皆さん、医者を恨まないでね。
しかし、与党の一翼を担う党は確か、福祉の党じゃなかったのかねぇ。こんな医療と介護、宗教的に許されるのかねぇ。
Last updated March 10, 2008 05:54:12
○ Re:老人医療、介護、福祉もう駄目ポ(03/09) 七菜穂。さん
はじめまして。
私の言いたい事を事細かく記されていらっしゃって
気持ち良かったです。
まさにあなたのおっしゃる通りです!
「国の介護療養型病床が38万床から15万床に減らされ、患者さんは病院から追い出され、ようやく入居した特定施設や居住系施設でも十分な医療を受けられず、結局は、自宅で過ごしなさい、自宅で死になさい、という意図が見え見えの制度設計になっています」
この部分でマジで「人を見殺しにする気かいっ!」と叫びたいです。。。(March 10, 2008 19:57:48)
○ Re[1]:老人医療、介護、福祉もう駄目ポ(03/09) カーリングおやぢさん
はじめまして、七菜穂。さん
まっとうな人間ならだれでも怒りを感じるでしょ?これが現場にどれだけひどいことをさせるか、関係者以外には想像できないんですよね。乳母捨てさせられるのは医療関係者、特にソーシャルワーカーさんの阿鼻叫喚が聞こえてきそうです。(March 11, 2008 02:02:29)