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「December 28, 2007
タミフルについて
先日大手新聞で一斉に「インフルエンザ患者ではタミフルを服用していない人の方が異常行動を起こしたデータがある」という記事があったが、それは全くのでたらめである。明らかに製薬会社と大手新聞と厚生労働省の癒着がみえる。
まず自殺に伴う極端な異常行動のうちの6割はタミフルを服用していた。しかもこの調査が行われた場所は中外製薬(タミフルを販売した会社)です。そもそも莫大な利益を得ている会社に、自分達の薬の安全性を調べてもらうのはおかしい。
現代の欧米の医療は、人が病気になればなる程、儲かるようになっている。人が病気になる程、製薬会社や医者、厚生労働省が損をするような仕組みになることが大切です。
Posted at 06:34 PM | Permalink 」
http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2007/12/post-24.html#comments
参考
「タミフル異常行動「服用者の方が少ない」(産経新聞)
2007.12.25 19:36
タミフルと異常行動の因果関係について検討する厚労省の薬事・食品衛生審議会安全対策調査会(東京・霞が関) 飛び降りなどの異常行動の報告が相次いだインフルエンザ治療薬「タミフル」について、厚生労働省の疫学研究班(分担研究者・広田良夫大阪市立大教授)は18歳未満の1万人を対象にした調査の結果、「タミフル使用者のほうが非服用者に比べて異常行動は少ない」とする調査結果をまとめた。調査結果は、25日開かれた薬事・食品衛生審議会安全対策調査会に報告された。調査会は、他の調査や実験結果がそろってから最終結論を出すが、「服用の有無にかかわらず異常行動への注意」を呼びかける方針。
厚労省は「原則禁止」としている10代への処方に関しては「調査会の最終的な結論がでるまで現在の措置は続ける」(安全対策課)としている。
調査は昨冬に全国約700の医療機関でインフルエンザと診断された18歳未満の1万316人分が対象。過去に行われた調査では最も大規模で、罹患(りかん)者や医師らから症状や異常行動の有無などのデータを集めた。
調査結果によると、7870人がタミフルを服用。服用後に幻覚、幻聴などの異常行動がみられたのは700人で、そのうち、飛び降りなどの事故につながる危険行動が出たのは22人だった。
一方、タミフル投与前に異常行動が出た人は285人、危険行動は9人。タミフルを全く投与しない患者にも異常行動が546人、危険行動が16人で報告された。
使用の有無で異常行動のリスクをみると、「タミフル投与者のほうが低い」という結果が出た。また、危険行動の例に絞って分析すると、使用の有無で差はなかった。」
http://sankei.jp.msn.com/life/body/071225/bdy0712251936002-n1.htm