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(回答先: 補助金を最大限給付して民間でやるというのも1つの手ですね。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 1 月 12 日 12:24:29)
というのはちょっと納得できないのですが、これは
政府に対するスタンスの違いからうまれているのでしょう。
(基本的に全てのズレがそのスタンスの違いから発生しているようですが)
> 例えば間伐材を売っても安過ぎて採算が合わないのです。
その通りです。儲かることではありません。しかし、それが社会のために
必要なコストであれば負担せざるを得ないのです。
ワヤクチャさまがおっしゃっているのは要するに、
税金は強制的に集められるんだから、それでやればいいじゃん、
ということだと感じますが、我々は、税金でやれるはずだから
(こんなにたくさん強制的に払わされてるんだから)
という思いがあるから、それに対して寄付をしたり、
行動を起こしたりしないのではないでしょうか。
これも行政に対するスタンスの違いですが
>ただ私は国家よりもなるべく小さい行政単位に税金を集めて地域ごとに税金を使うべきだと思ってます。税金の使用目的を予め決める事によって予算審議を効率化できると思います。
これにも同意できません。皆が納得して金を出し合い、集まった金で行うべきだと思うのです。
それは別に地元の団体でなくてもいいでしょう。自分がコミットできるのであれば、
農業で言えば、北海道の小麦栽培に寄付をしたり、沖縄のマンゴー栽培に寄付したりすべきなのです。
逆に、ピーマンが嫌いであれば、ピーマン栽培には金を使ってほしくない、ということです。
ピーマンにお金が集まらなくて、採算がとれないのであれば、別にピーマンが日本から消えても
かまわないはずです。
(ちょっと低俗な例ですけど。)
要するに、私は税金を払うのか、寄付をするのか、をチョイスできるとすれば、
迷いなく寄付を多くするだろう、ということです。今もしてますが、
もっと多くできるようになります。もちろん政府が必要ないことばかりやっている
とはさすがに思いませんから、例えば国防に対して、あるいは外交に対して、
皆と同じくらい負担します。それ以外は寄付をさせていただきます、というようなことが
いえれば、政府が何をやっていただいてもかまいません。
>最初は政府が直接やって採算が取れる部分から民間に移してもいいのですが
上記のように、別に民間がやるからといって、それ単体で採算がとれる必要はないはずです。
>民間企業ではできていない市場調査やネットシステム開発を行いネットで無料公開すればいいと思います。
もうけにならないような、公共的な市場調査やネットシステムということですね。勘違いしていました。
しかし、我々は必要だと思うことにはお金をだせるはずでしょう。(税金を文句なく払えるんだから)
例えばwikipediaは寄付によって運営されています。それにコミットしていない人の金も
含まれた(強制的に徴収された)税金ではなく、コミットした人のお金でです。
それが実際に行われているのに、政府が行わなければならない理由はないはずです。
もちろん、中国のように政府が圧倒的な権力を背景に様々な事業を行うというのは、
それこそ「手っ取り早い」方法ですが、私はそんな社会を魅力的には感じません。