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(回答先: 今の世の中の「人生ゲーム」のルールは、明らかにおかしいから変えて欲しい 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2008 年 1 月 05 日 12:13:15)
最大多数の最大幸福さん。
一部、改行させていただきました。
> 多くの人々が、「無職の富裕者」というゴールを目指して、人生ゲームをプレイしている(させられている)現状。
しかもスタート地点は、まったく平等ではない。生まれた時点で、3億円ぐらいの資産があれば、いきなり「無職の富裕者」だ。そして、その「無職の富裕者」は、さらに駒を進めて、異常なパワーを持った「スーパー富裕者」に成り上がって行く。
下々の者が、努力して生産性を上げても、その成果のほとんどは、「富裕者」のさらなる資産形成に吸い取られているだけという非効率。
「労働者の自己研鑽が足りない」とか「富裕者の税金を上げたら、労働意欲が減退して、社会の進歩が止まる」とか言っている人たちは、上記のような現象は、どのように説明されるのだろうか?
世界人口比率で上位1%ぐらいの人数の富裕者に、世界全体の富の99%ぐらいが集中するまで、このゲームのルールのまま続けていく気なのだろうか?
全く同感です。格差の拡大により、持つものがますます富み、持たざるものが努力しても貧困から抜け出せない現状を是正していかないと、未来に希望は持てませんね。昨年の言葉は「偽」で象徴されましたが、形だけの平等を唱えても「偽装」が蔓延るだけで、人間の心はますます腐敗していくだろうと予想されます。強者だけの効率性を重んじた固定化した社会に行き着いてしまう危険性は「ワーキング・プア」の拡大とともに、世間一般に影の部分が徐々に明るみに出ることで認識されるに至っています。しかし、ここで忘れてはならないのは、私たちは、この高度に発達した市場原理の中でなんらかの恩恵を受けていることです。それを押さえないで、ただ単に市場原理が悪いと断言しても世の中は変わらないと思います。ゲームのルールは容易に変えられるものではないかもしれませんが、人為的なものである限り、人の手で誰かが変えられるというのも事実だと思います。