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(回答先: 常に「人々からは見えにくい場所」で悪事を企む連中がいるんでしょうね! 投稿者 空也 日時 2007 年 12 月 30 日 00:58:09)
>空也さん どうもです。
>【中央集権型の社会ならば、TOPの許しなしに勝手なことはできないから、責任の大半はTOPにあるということになるでしょうね。】
一概には言えませんが、TOPというのは「それなりの人格者」で、話せば分かる人が多いだろうと思っています。(もちろん例外はあります)
例を挙げましょう。
TOPが「この商品、もう少し、コストを下げたら、A社の商品より売れると思うのだけど、どうにかなりませんか?」と言ったとします。
ここで、まっとうな「人間」なら「無理です。」とか「工夫してみますが難しいかもしれません。」的に「自分の見解を正直に言う」のが正当でしょう。
仮にKならば「やれと言えばやりますが、過労死が何人か出る可能性がありますが、それでも、やれとおっしゃいますか?」くらいの事を答えるかもしれません。
多くのTOPは「過労死が出る危険性を聞かされれば、無理に進めろ」とは言わないでしょう。
しかし、官僚機構は「無理」とも言わないし「リスクも伝えない」のです。
「やります」以外の事は言わず、現場には「命令」という形で落とすのです。
しかも、実行過程で上げられた「現場の声」も「TOPに伝わらないように、握り潰す」のです。
官僚機構(中間管理機構)は、お客様に直接顔を見せません。
相手にするのは「常に企業の中の身内」です。
経営陣にだけ「良い顔を見せていれば」ほとんど「何のリスクも背負っていない」という性質に「大きな問題」を持っているのです。
本来、経営陣の「無理な要求」「理不尽な要求」には「異を唱える」のが「官僚機構の役割の一つ」でもあるのです。
そうしなければ「結果論として企業が傾く」という可能性があるのですから、企業の歯車とすれば「警報を鳴らす」という役割をも担っています。
しかし、その役割を「まっとうにこなす」と「上層部から疎んじられる」ので、ここを放棄し、「全部の問題を現場(もしくは経営陣)に押しつけて、その場しのぎの問題の先送りをして、徹底的な破滅(=企業倒産)以外ではリスクを回避できる」という絶好の立場を有していると言えます。
空也さんの言うように「最終的な経営責任はTOP」にあるでしょう。
しかし、TOPも「このような、保身だけをしていた腐った官僚機構に食い物にされた」だけでしょう。
また「現場は、このような腐った官僚機構に過労死までさせられた」のでしょう。
官僚機構というのは企業に巣くう「寄生虫」です。
立派な家を内側から食い尽くす「シロアリ」とも言えるでしょう。
彼らは「企業にとって何の生産も行わず、利益を生み出す事もありません」
ただ、机上の空論を唱え、経営者には「リスクを無視した虚構を示し」
現場には「この世の地獄を出現させ」て、破滅までの時間の中で「自らは不労所得を貪っている」のです。
良く、逮捕された企業のTOPが「私は知らなかった」というような事を言っていますが、あながちウソばかりではないでしょう。
官僚機構は「上層部の耳に痛い事は伝えない」のです。逆に言えば「耳障りの良い事しか聞かせない」で「企業を食い物にして保身だけに生きているのが官僚機構」といえるでしょう。
これこそ「死刑に値する生き方」でしょう。