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(回答先: 五人国家のベーシックインカム(アンカテ) 投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 12 月 29 日 20:34:24)
>そのまんま西さん どうもです。
非常に分かり易い解説に感謝しておきます。
でも、この例ですが、制度導入後も「モデルとなる人が、生産能力を保持し続ける」ということが「前提条件」になって考察されていると思われます。
確かに「犯罪抑止効果」は大きなプラスの要素です。
仮に「日本が未だに集団主義社会であるなら、社会貢献という善意によってベーシックインカムは成立する」という可能性があるでしょう。
極端に言えば「日本労働者総公務員化」によって「国民の全体の食料生産および確保」を「役割として職業にする」という「使命感を持って働く労働者」という位置付けが「成立する」のならです。
その中で「社会全体が、働けない者も助け、犯罪に走らなくとも食う事だけは維持できる」という社会主義的な構造が構築できるとすれば「検討にはあたいする」でしょう。
しかし、中途半端に「個人の権利主義」が入ってしまった日本です。
ベーシックインカムの基本思想にも「審査が個人のプライバシー保護に反する」というような「個人のワガママ」とも言える部分を根底に置いているようです。(ここの部分はもしかすると導入のための方便という意味合いがある可能性もあります。)
仮に、全てを善意に解釈したとしても、一方的に「金持ちが不利」と言えるような制度ですから「導入」は無理でしょうねぇ〜
「貧乏人は自己責任」と主張する金持ちは協力しないでしょう。
で、金持ちの協力がなければ「制度そのものが機能しない」のです。