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(回答先: Re: 仕事の意味の再生 投稿者 まとおせ 日時 2007 年 12 月 05 日 21:09:57)
Kさんこんちは、長い文章になったので、新しい「章」にします。
以前にも同じようなテーマで意見交換したことあると思いますけど、
重複しているところあると思います、その際は失礼。
私が、「有意義な時間を持っている人がリッチな人云々」したのは、収入の多寡にかかわらず、人の「生きる意味」を考慮にいれてかきました。
立身出世を絵に描いた人の自慢が、接待ゴルフの回数、
「芝コース以外」から、権力と金を手に入れたが、ワンパターンのように、豪邸をたて、高い自動車を乗り回す、淋しさを感じませんか?
>「企業の理不尽に我慢できなくなったら辞められる社会」
>「会社を辞めても食っていける社会」
というより、仕事を一生のうちに、「数回、十数回は帰るのが当たり前の労働環境」が必要です。仕事を変えることが、引越しするより簡単な労働環境です。
そのためには、学校を出る前に、「職業を身につけておく」ということです。
「自分自身を職業的自立に可能とする職業」を身につけたら、学校を卒業できるというシステムです。(いまの学歴社会とは異なる教育システムです)
仕事を、学校を出てから、丁稚奉公で覚えるのでなく、飲み屋で先輩後輩、口頭で伝授するのでなく、卒業する時点で、一人前で通る「国家公認」、「業界公認」の技術を身につけとくべきだ。そしてそれが、「就職の条件」として認知されるべきだ。
どこのガッコを出てるかは、せいぜい、役員候補に上がったとき一目されるぐらいでよい。
職業的自立は、人に独立人としての自信を与え、「市民的自由の基礎」となる。
いくら給料が高くても、名刺が立派でも、単なる会社員では自由は制限される。
いま話題の、渡辺某のとこで働く新聞記者の沈黙を見れば分かる。
ジャーナリストではなく、「製造業の会社員」とおなじ心理です。
生徒、学生の職業的自立を可能にする学校は魅力を増す。職業高校、大学の遊園地化を防げる。
企業は、新卒者を、一般社員として四月に採用するのをやめるべきだ。
採用するなら、欠員におおじて会計担当者、営業員、警備員、職種におおじて雇用するべきだ。
自由に生きる人間は、自分で決断を迫られること多し。だから、常に生きる不安が付きまとう。しかし、母胎の温かみのみをもとめると、人は他律的になる。
セーフテイネットが必要であることはいうまでもありませんが、
Kさんと同じことを、違う言葉で言っているだけと思いますが、再起、自立を促すような金銭的、時間的なセーフテイネットが必要です。
先進国を自称するなら、1年から2年ぐらい、70-80パーセント補償の失業保険が妥当だと思います。
就職氷河期に就職を迎えた人たちには、何らかの政治的解決が必要です。
かれらは、硬直した国家の教育、就職システムの犠牲者なんですよね。
失政の被害者です。
雑談だから、多少刺激的になりました。