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(回答先: 仮に7階から8階で、コア柱にテルメットを使用すれば、実際の崩壊と同じになる気がする。 投稿者 考察者K 日時 2007 年 10 月 20 日 18:15:18)
【分解 『911 ボーイングを捜せ』】
http://www11.ocn.ne.jp/~nbbk/911/index2.html
というHPがある。日本の9.11研究者の中では「陰謀論否定派」の第一人者であろうmsgさんのHPである。
今回はmsgさんの論破を目指すわけであるが、正直に評価して、このmsgさんKより「頭も良く、知識も豊富である。」
9.11についてはKは野次馬の素人であり、研究も不十分であるから「ハッキリ言って役者が違う」
浅学非才の馬鹿だからこそできる「無謀な試み」だろうと思っている。
http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-October/015889.html
においてmsgさん
「実在が明確」という点に異論を発している。
まあ、ハンドルネームである事を理由に論を否定されるのは間違っているという理屈である。
この点は正しい。本名とHNの差は「論の正当性」を左右するものではない。
少なくともmsgさんは「その程度の理屈は理解されている」事が、この意見によって読み取る事ができるというだろう。
ところがmsgさん「やたらと国語(能)力を問題にする」ようである。
http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-October/015914.html
誤字脱字の帝王を自慢(自認を通り越して開き直っている)するKも以前に「起承転結ができていない」と虐められたが、基本的に「国語能力が低い」=「思考能力が低い」ではないと思う。まあ、関連性が皆無ではないだろうが、国語能力の低さをもって、即「その論が間違っている」という結論に達しないだろう。
更に追ってみると
msgさん、5月にした質問に答えない事を理由に「相手にしない」という考えのようである。
http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-October/015928.html
極端に言えば「すねている、もしくは、いじけている」らしいが、まあ、その点は個人の自由でもある。「いじけやすい人」の論が「即、間違っている」と言う事もない。
さて、問題は「物理学者スティーブン = ジョーンズ博士」の論(=仮説)である。
なにやら、msgさんは「ジョーンズ博士が社会的地位を失った事」を問題にしているが、これは差別思想的である。
論の正当性は「社会的地位」とは無関係である。(無論、知識の豊富さ、専門性などの要素は無関係ではないが、地位は直結しない)
保守派と改革派がいれば、少数派が追われる事が予測できるが、少数である事をもって、即、間違っている事の証明にはならないのは、ガリレオ・ガリレイの例が既に証明をしている。
ジョーンズ博士が「社会的地位を追われた」のか「自ら身を引いた」に関わらず、論としての主張が間違っていた事の証明にはならない。
分かっているのは「体制側の価値観・都合とは相違していた」という一点のみと言えるだろう。
これは、ジョーンズ博士が「このような発表をすれば、社会的地位を失う可能性を判断できないほどの研究バカだった」か「社会的地位を引き替えにしても真実を知らせようという使命感があった」のかの問題であるが、仮に後者だとすれば、賞賛されこそしても、卑下される事ではないだろう。
その上で、9.11の真実は帰納法と消去法によって適切に見極める必要があるのは確かである。
例えば「シルバースタイン氏」の件であるが
http://www11.ocn.ne.jp/~nbbk/911/lc5.html#011512
保険金が支払われたのか「陰謀論に関与していなかった事が立証された」とは言い切れないし
その保険金が「少ない」事で疑惑が強いとも断言できず
逆に「大きい」ので、陰謀論に関与していた証明にもならないだろう。
テレビ放送では「80億5千万ドル」と放送されたが、msgさんは「46億5千ドルと言われている(←確証に今一自信がない?)」と書かれているのが分かっているだけである。
多分であるが、9.11に対しては精力的に取り組んできたmsgさんのデータに軍配が上がり、テレビ放送は「視聴率稼ぎのためにデータの精査をしていない」と言う気がするが、シルバースタイン氏が、この事件の時に「巨額の利益を得ようとした。」のは確かであろう。
その裁判において、それなりの調査は行われたであろうが「シルバースタイン氏がテロに関与した事を観点にした調査は十分と言えるレベルでは行われていない」であろう事は推察されるだろう。当時の常識では「9.11に関する全ての災いは、テロという存在が引き起こした」というものであるのだから。
どうも、「溶けた鉄(もしくは金属)」があったのは複数の証言や残留物から確かのようにKは思う。
もちろん「K自信が見た訳ではない」が
http://www11.ocn.ne.jp/~nbbk/911/jones3.html
を代表にした「msgさんのHP」を見渡しての印象に過ぎないが、全ての証言を「誤認」とか「嘘」と推理するのは「先入観でもなければ無茶であろう。」
多少の言い回しや、国語能力の問題ではなく「現場が鉄が溶けるほどの温度」であったことは認めるしかないだろう。
仮にKの印象が正しいとすれば、「WTCは支え棒が外れたような状況で崩壊した。」が「それは、外側の外郭に先んじて、中央のコア鉄骨群が破壊した」と考えている。
それを可能にするには「中央部のコア部の鉄骨を熔解させてしまう」のが手っ取り早い方法だろうと思う。
ジョーンズ博士の推理は仮説の一つでしかない事は確かではあるが、「溶けた鉄」が現場に存在したのならば「かなりの説得力を持っている」
msgさんの反論は「仮説」というより「可能性のつなぎ合わせ」という感が強い。しかも、非常に危ないつなぎ合わせであり、良く見れば「切断箇所」があるかもしれない。
まあ、無茶苦茶とも言える「トンデモ論」のような論に長期間奮闘されてきた苦労があるので、気持ちは分からないでもない。
正直な所「好い加減にしろよ」という所であろう。
しかし、筑波大教授の新説なども「地道に研究されてきた結果として出てきた」のである。
「真実の追究」という態度の考察は「やめるべき」ではないだろう。