★阿修羅♪ > 雑談専用26 > 261.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
竹中半兵衛さん、どうもです。
竹中半兵衛さんは、クーリーですか。クーリーとは、いわゆる、苦役労働者のことだと理解しましたが、
この層を、いかにして、助けられるかが、一番、重要だと思っています。
ただ、現実は、みんな見て見ぬフリです。見て見ぬフリどころか、3K労働者と言って、なかば
見下したような態度を取る人間も多い。自分とは別世界の出来事と考えていたり、または、実情は
理解していても、関わり合いたくないと思っているのだろう。
クーリーこそ、最も高給取りで、労働時間が短くあらねばならぬはずです。本来は。
それは、資本家も労働貴族もホワイトカラー安定労働者層も、わかっている筈である。
ただ、それを認めてしまうと、自分たちの優位性・既得権益がおびやかされることが、よくわかっているので、
ほう被りをして、見ないようにしている。
だから、人間、皆、利己主義者・エゴイストと言っているのです。
石油も食糧も満足に買えない国の人の為に、日本が持てる国力のほとんど全てを賭けて、援助しましょうと
言ったら、ほとんどの人が、反対するだろう。
3K労働者のために、国が給付金を出そうとして、その財源を、他の層への増税に求めたら、
反対する人間は多いだろう。
で、問題解決のためには、左翼暴力革命しかないというのが、竹中半兵衛さんのお考えですね。
「左翼暴力革命」確かに魅力的な選択肢だと思いますが、革命後の姿を、あえて想像してみます。
資本家を駆逐して、指導的な立場には、革命を主導した運動家たちが就くことになるのだろう。
ということは、この革命家たちの思想によって、いい世の中になるのかどうか決まるということだ。
ここで、また、人間エゴイスト・利己主義者が出てくる。
左翼の革命家たちは、クーリー重視の政策を取るだろうか? ここは、正直、わからないが、
ソ連・中国の例を見ると、悲観的に見た方が、おそらく正解なんだろうと思う。
結局、資本家主導が国家官僚主導に変わるだけなのではないか?
”甘い汁を吸う権利”が、資本家から国家官僚に移譲するだけなのではないか?
一般民衆にとっては、資本主義体制でも共産主義体制でも、どっちでもいいような気もする。
自分にとっての利益を最大化してくれる指導者が大事なんだ。
今の資本主義体制下の搾取より、ひどい搾取を、共産党国家官僚が行なったら、民衆は不幸だろう。
共産主義体制下でも、今より、生活が楽になるような世の中を作ってくれたら、きっと幸福を感じると思う。
わたしの思想としては、絶対的にクーリー優遇だから、こうゆう世界が作れるかどうかがテーマです。
クーリーの定義も難しいが、3Kが、「きつい」「きたない」「給料が安い」ということなのであれば、
せめて、「きつい」「きたない」「給料は高い」でなければならんと思っています。
給料が高ければ、週休4日にしようという選択も可能になるから、苦役も、少しは和らぐのだ。
左翼暴力革命家に問いたい命題は、「共産革命後、どんな世の中にしたいのか?」です。
それと、人間のエゴイズムは、超克することが可能な課題なのかどうか。
この点に、満足な回答が得られない限り、素直に愚直に日本の国益というものを、最大限、追求して、
その分配に関しては、出来る限り、公正であるべきという右翼の主張の方が、シンパシーを感じるのだ。
日本国のパイを出来るだけ、大きくしようと頑張り、大きくなったパイを、特定の人間ばかりが
食べるんじゃなくて、みんなで、仲良く、労働に応じて食べましょう。
しかし、人間のエゴは超克できないとしてしまったら、右派の人間も裏切るということだから、
思考の袋小路に陥ってしまう。 むずかしいところだ。