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(回答先: 野党はさっさと「参議院主体で、内閣不信任案を出しなさい」 投稿者 考察者K 日時 2007 年 8 月 12 日 13:15:03)
「混乱状態の自民党」に、「外部からの”結束要因”」を与えてしまうことになるので、「次の一手」はさしあたり「不要」でしょう。
(「二の矢、三の矢」があればまだよいのでしょうが。)
『戦わずして勝つ(総論)
もし、戦わずして勝利すればどんなによいでしょう。誰も血を流すことなく、勝利を物にするのですから。
商売において、競争相手をあの手この手で追い落とし、自分のところに注文をもらったり、談合まがいのやり取りをするのは、日常茶飯事です。しかし、きわどい作戦や、安易な方法を取る人は、今度は自分と同様の作戦で追い落とされるものです。「姑息な手段」なのか「高等な戦略」なのかよくよく吟味する必要があります。
単純に競争相手より価格を下げることで商談を成立させるのはよ常套手段です。企業努力によって価格を抑えるのならよいのですが、相手が100円ならうちは98円でいいですよ、と言うように、「相手の下をくぐる」だけでは能がないでしょう。しかし、能のないバイヤーは「○○会社では××円で言ってきた商品ですが、お宅ではいくらになるの?」と露骨に値段を叩くだけで、困ったものです。
戦略的に勝つとは、一般的には「コネ」「外交」「名前によるハッタリ」「対メディア戦術」「根回し」「奇襲」などさまざまな手段が考えられます。どういう作戦がいいのか、自分の会社の規模、業界の慣習等考慮に入れて考えなければなりません。それらの作戦を総動員するのか、「コネ」重視なのか、「外交」手段が有効なのか、冷静に判断すべきです。
しかし、なによりも大切なことは、「策におぼれない」ことです。経営理念、目的をもたない企業は成功しません。時代、社会の要請にマッチしていなければ、会社は消えてしまいます。動植物が環境に適合しなければ滅亡するように、企業も環境に適合できなければ、衰退していくものです。
戦わずに勝つには、「頭を使うこと」です。闇雲に突き進む「白兵戦」では、勝利はおぼつきません。戦う前に十分頭を使うことです。
http://www.gem-planet.jp/sp/tactics.html』
【内閣不信任は「参院では通過する」だろう。
問題は「衆議院」だが、安倍氏の責任論に目を向けている「今」ならば、「安倍氏を信任する(=不信任案に反対をする)」のは「国民審判に背を向ける」という態度を示すのと同じだと言う「考え方が成立」するだろう。
場合によっては「自民内部でも賛成・棄権が乱れ飛ぶ」】
>問題は永田町においてそのような「考え方が成立」するのか?
ということだと思います。
(十分な「根回し」が必要ですが、「時間的制約」からそのような「仕掛け」は
出来ないでしょう。)
【奇襲をすれば「考える前に対処するしかない」のである。
冷静な考察は消し飛び「その場の決断が混乱の内に行われる」から、間違いも起こる。
失敗しても「自民党内部に楔を打ち込むくらいの効果はあるだろう」 】
>同じことは野党にも云えるでしょう。
民主党のほうが「烏合の衆」の要素が強い分、かえって「ダメージが大きい」ことも
あり得るでしょう。
【失敗しても「自民党内部に楔を打ち込むくらいの効果はあるだろう」 】
>失敗すれば「偽メール事件」時の民主党に「逆戻り」でしょう。
現状において有効な戦略は「奇襲」ではなく、「一般国民と協調」する形での
「兵糧攻め」ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
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