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(回答先: 短期的目標である自公政権打倒に我々は集中すべきだ。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 8 月 11 日 15:22:52)
基本的には「反自民連合」というのは「自民党の政策を『ぶち壊す』という野合」です。
仮に自民党が「良い政策を提言しても、難癖を付けてぶち壊す」という手法を用いて「自民党の存在意義自体を否定する」と云う事です。
今が、「不満の中にありながらも安定している」という状況下でしたら、「政策を否定する」だけ(=結果的に現状維持)でも良いのかもしれませんが、今現在、弱者の生存権は確立していないという状況下です。
そんな中で「自公」と「反自公」が、「政策の手法争い(=相手側の手法のアラ探し)」をしていては、何も前に進みません。生存権の確立していない弱者は死んでしまうでしょう。
理念なき野合(例えば、自民党憎しだけの集合)では「自民党の政策のブレーキになるだけで、何の創造もできない」と考えられます。
ここで重要なのは、例えば「弱者救済策」を自民党が出してきた時には「その法案が自民党の案」と云うことで「自民党の案だから反対」と云うのではなく「内容を精査して、判断する」という「思考方法」です。
前原氏が「右派的だから排除する」のはどうなのでしょう?
おそらくは「前原一派」が自民党に合流すれば、参院でも与野党勢力は逆転する可能性があります。
この「排除論」は「正しい可能性もありますが、共産党の態度と50歩100歩」でしょう。
考え方とすれば「自民党の反安倍陣営を引き抜く(=合流する)」と云う方が建設的でしょう。(ただし、実現性は度外視してます。)
参院選の選挙結果を受ければ「自民の安倍路線は否定された」のですから、安倍氏に否定的な者は「民主党に鞍替えしても、それは、国民の声に耳を傾けた結果の決断」として、理屈だけは通るでしょう。(政治家の理屈なんて、すべて屁理屈です。)
作戦としては「衆議院解散」に追い込むまでは、「野党は結束を固める」べきです。
自民が「割れる」前に「前原一派の排除」など主張するのは「手順前後(将棋用語)」の悪手になりかねません。
自民党の破壊と「左派政権」の創造は「同時並行で模索」する必要があるでしょう。
庶民・労働者主体の「左派政権」ができなければ「庶民・労働者主体の政策を創造する事はできない」だろうと思います。
「財界」から支援されている政党では「庶民・労働者主体の政策を創造する事はできない」と考えるからです。
「自公を引き釣り下ろしても、庶民の生活が良くならない」のなら、意味はありません。
政権与党が民主になったとしても、不慣れ、諸外国の信用度の低下などを考えれば「色々な場面でコストの増加」が発生する点だけは、不利益でしょう。
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