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(回答先: 許せない過ち(=罰を与える過ち)をキチンと区別 ????? 投稿者 memento mori 日時 2007 年 7 月 08 日 19:21:20)
>memento moriさん どうもです。
今回の投稿の質が悪かったと云う点は反省しています。
http://www.asyura2.com/07/idletalk24/msg/450.html
を参考にして下さい。
ただ、投稿そのものの意見は間違っているとは思っていません。
>【罰を与えようが与えられまいが 許されない、償いきれない罪はあるんですよ。】
その点は分かっています。
ミスであっても「賠償責任は発生」する場合はあります。
交通事故等では「償いきれない不幸が発生する」と云う場合もあります。
「単なるミスでは済まない」という場合も往々にして起こりえます。
しかし、それに対して「社会的制裁」と云う名のリンチ的行為が許されるのか?
は全く別問題でしょう。
「被害者たる当事者が責める」のと「関係ない第三者が責める」のは別であり、罰と云う社会的制裁は「悪意のある行為」の再発防止の抑止力として発動すべきであり、ミスという普遍的に起こりえる「悪意のない行為」に対しては「発動すべきではない」と思うのです。
まあ、ミスを減らすという注意喚起としての意味はあるでしょうが、「ミスを起こしたら厳罰」でも減らないのなら、それは「人間である限り起こり得る出来事」であり、それを罰するのは「人間性を無視した規則」でしょう。
で、前半部と後半部の連続性の欠如については、Kの失敗です。違和感を持った事は「読んでくれている証拠」と感謝すると共にお詫びしておきます。m(__)m
でも
>【卑しくも給料取りなら(官民問わず)仕事が終わらなければ少しは余分に頑張ってみるモノでしょう。】
一般論として、常識はこの辺なのかもしれません。しかし、問題はこの「少し余分」の部分です。少しは「30分」になり「1時間」になり、企業論理で無制限に増え続けます。
「卑しくも給与取りなら、労働の投売りは慎むべき」でしょう。労働者には「それしか、賃金を得る手段はない」のです。
一人の「物分かりの良さ」は「企業側に付け込まれ」それは「労働者全体の不利益」となって行きます。
この辺が「日本の労働者」のおかしな点です。
労働による過労死というのは、最近ではアメリカにもありますが、日本特有の不幸だと言われています。
グローバル化を受け入れるのなら「労働条件も欧米に合わせる」という事が必要であり、ヨーロッパでは「3日残業するなら離婚(=生活にために労働しているのであり、生活が犠牲になるのなら本末転倒)」という場合もあると聞いています。
恒常的に残業状況なら「人員を増やす」のが当たり前であり、そこは、労働者に全く罪はないでしょう。
>【公務員は簡単には首にならない代わりに、体を張って民を守るもの、でしたよね。】
これは、公務中(勤務時間)内のことであり、基本的には「一般公務員」も賃金労働者です。
公務員ならば「タダ働きしても良い」「過密労働しても良い」というのは間違いです。
ただ、公務員は「緊急時」には「国民のために犠牲的労働をするのは職業上仕方がない」という部分はあるでしょうが、通常時は「単なる賃金労働者」であり「勤務時間は国民全体への奉仕者」ですが、勤務時間は守られるべきでしょう。
>【官の自覚のない輩、あるいは素人を官にしておく必要なし。】
このような、自分以外の職業は「いくら苦労しても良い」と云うような意見が日本の労働者の地位を低下させるのです。
良かれ悪かれ、公務員の給与・労働条件は「民間企業においても一つの目安」になります。
公務員は「官なのだから過労死しても良い」的な意見は「民間企業にも、そのような労働条件となってあらわれます。」
>【「個人的努力でどうにかなるものではない、不適切な人員配置のために業務に支障がある」事に、プロならば気づく「べき」であるし、その都度声を上げるべきだったでしょう。】
多分ですがmemento moriさんのような意見の人は【その都度声を上げても】「官が何甘えているのだ!」とか言って黙殺しそうですね。