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(回答先: ジョンストン氏の解放を求める4/12国際行動デーに当たり,BBC記者の安否がついに公式に確認された 投稿者 馬場英治 日時 2007 年 4 月 14 日 08:49:28)
転載:http://exodus.exblog.jp/5538468/
WND(WorldNetDailly)エルサレム支局発: アーロン・クライン エルサレム--パレスチナ自治政府議長マフムード・アッバスは今日(4/19),誘拐されたBBC記者アラン・ジョンストンは生きていて,ガザ地区のあるパレスチナ人一族(clan)によって拘束されていると発表した. アッバス議長は彼の諜報機関はどのグループが特派員を拘束しているかを知っていると述べたが,詳細は明らかにしなかった. WNDは昨日,パレスチナ政府の諜報機関高官から得た「ジョンストンが生きていることは確信できる.記者はガザ地区のある一族に拘束されていて500万ドルの身代金を要求されている」という情報を他社を抜いて配信した. 高官はこの一族が,グローバルな聖戦グループにイデオロギー的に結びついているローカルなテロリスト組織に属するガザ・ベースの有力なパレスチナ人閥族(clan),ダグマッシュ一族(Dugmash family)であるという認識をWNDに示した. この情報は,「これまで知られていなかったイスラム主義グループによる今週末に英国記者を殺害した」というクレームをフォローするものである. アッバス議長はストックホルム駐在記者に「私は我々の諜報機関によって彼が生きているという裏づけを得た」と語った. 【引用者】これで,「聖戦統一旅団と名乗るグループがジョンストンを殺害したというクレーム」は完全に否定された.この「殺害声明」は4月15日にガザ地区の複数のジャーナリストにEメールで送られたとされているが,世界中の大手メディアがこの情報に踊らされているとき,当ブログは早くも4月16日の段階である確信を持ってこれが虚報であるという予測記事を書いた.当ブログのカテゴリ:「BBC炎上WTC7解体予告編事件」に収録された3月8日から始まる一連のシリーズ記事を読んで頂ければ,連続して発生したBBCが関係する2つの大きな国際的事件の背景を塗り潰す巨大な闇の存在に気付かれることだろう. WND(WorldNetDailly.com)は「自由な社会の自由な言論」を標榜する独立系のオンライン・ジャーナルだが,その性格はまだよく分からない.ダグマッシュ一族がジョンストン誘拐に関与していることはほぼ間違いないと思われるが,「聖戦統一旅団と名乗るグループ」の実在はかなり疑わしい.英国のパレスチナ問題研究者アラン・ハートは彼のブログで,「ジョンストンは誘拐された時点で殺害されている可能性すらある.ジョンストン記者の殺害で利益を得るのはイスラエルであり,イスラエル諜報機関の謀略工作である疑いがある」と指摘している.私はジョンストン記者の解放を固く信じているが,これが単なるパレスチナのローカルなマフィアの仕業などではなく,某国諜報機関の関わる国際的な謀略であるとする見方に関しては一致する. 【参照リンク】
アッバス議長: BBC記者はまだ生きている
WNDの続報「ジョンストンは500万ドルの身代金のためガザに拘束されている」
投稿: 2007年4月19日午後3時19分東部時間
(C) 2007 WorldNetDaily.com
Officials: $5 million ransom demand for BBC reporter (ynetnews, 2007-04-19)
Abbas: BBC reporter still alive (WorldNetDaily, 2007-04-19)
If Alan Johnston is dead, who, really, was responsible? (Alan Hart, 2007-04-16)