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とりあえず
http://www.nhk.or.jp/news/2007/04/16/d20070416000099.html
を読んでいただきたい。
【専大北上高校の野球部が解散】
と言う事であるが、これは「とんでもない危険な思想」だろうと思う。
連帯責任であるのだが、「たった一人の間違った行いのために、野球部の歴史と伝統と日々努力していた同僚の想いが消し飛ぶ」のである。
多分であるが、西武側が「補助金」を渡したのであり、高校生の方から「金をくれ」と要求した訳ではないだろう。
「くれる」というものを「無理に断る」のは「断る方」にもリスクが発生する。
今回の事件の場合、法的にはともかくとして、流れ的には「学生側」の罪は軽微であると言えるだろう。
罪の大部分は「資本力に頼り切った不正」を持ちかけた西武球団の方にある。
極端に言えば「高校生野球選手は被害者である」
「運が悪かった」というレベルであり、「犯罪に巻き込まれた」と言えるだろう。
その事によって「野球部が解散をする」
全ての憎しみは「不祥事を起こした者」の責任に集約されるだろう。
その事によって「不幸な事件に巻き込まれた高校生は、法に定められた以上の罰を受けるのである」
それが、連帯責任であり、この風習が「日本の個人の人権意識が育たない最大の問題点」なのであるとKは思う。
昔、兵隊の集団では、小隊の兵員の何かが無くなると連帯責任で「みんなが罰せられる」ので「他所の小隊から盗んで数を合わせた」という話があるが、その風潮が「正直にミスを報告できない」という習性になり、「正直者が必ずしも良い事ではない」という文化が形成されている。
その大きな要因になっているのが「連帯責任」である。
これ、はっきり言って「学校の上層部の、責任逃れのしっぽ切り」である。
自らの保身のために「罪のない野球部に全ての責任を押しつけて体裁を整えた」という「極めて、上意下達の前時代的な封建主義のやり方である」
こんな「責任逃れを許す限り」は「日本に人権は育たないし、憲法も尊重されない」だろうと思う。