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(回答先: マスコミを監視する具体的方法について 投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 4 月 14 日 09:40:55)
>そのまんま西さん どうもです。
ちょっと、忙しく、レス入れられなかったのですが、この意見は前の
【修正主義から歴史の正当性を守るためにできることは何か?】
http://www.asyura2.com/07/idletalk23/msg/361.html
に対する、考察のプロトタイプの位置づけになってます。
>【「真実に対して目を背けがちな」現在のマスコミの姿勢を見ていると、捏造行為をしないかどうか「監視」するだけでは「十分ではない」とも云えます。】
マスコミの問題点は「捏造」「隠蔽」「世論誘導」などがあります。
マスコミは「勝ち組」の一員であり、「勝ち組」に都合の悪い情報をは「流さない」という面があります。
5大紙と地方紙の記事の差は、このあたりにあります。
マスコミの問題の一つには「スポンサー」の意向には逆らえないという部分があります。
「外国資本」のスポンサーを持つマスコミでは「外資による日本経済支配」を大々的に取り扱ったりはできないでしょう。
資本主義社会では良かれ悪かれ、資本家は有利です。何をするにも「先立つもの」が必要になり、マスコミはその中に組み込まれてしまうのでしょう。
ここを、是正するためには「経済的に独立できていて、なおかつ、国家権力からも独立したマスコミを創造する」という事が必要です。
まあ、プロトタイプとして「阿修羅のようなインターネットを利用した情報提供・保存の場」は有効だろうと思います。
本来マスコミに必要とされる資質には「思想・経済・権力」などの外部圧力から完全に独立しているという事が求められなければならないでしょう。
「サービスは低下させない」と言って、断行された「郵政民営化」ですが、民営化され、株が売却されれば「株主は配当金を増加させるため、不採算地域の郵便局は廃止せよ」との主張がされる事が予想されます。
株式会社で一番優先されるのは「株主の意向」ですから、不採算部門は切り捨てられるでしょう。
この当たり前の事が「十分な周知もされないで、郵政民営化選挙は行われた」のですが、その時のマスコミで、その事を十分に周知しようと努力したものは皆無とも言えるでしょう。
過去にNTT民営化で実際に経験した問題点であるにも関わらず、それを誰も考えようとしなかったのです。
>【「監視」するだけでは「十分ではない」とも云えます。】
当然の事です。
>【「インナーサークルとしてのマスコミ」とは別の「情報ソース」を持つことが、国民にとっては「情報操作から民意を守る」ために「緊急課題」といえるほど「必要不可欠」なのではないかと考えます。】
この点は同意します。
ただし、別の情報ソースに対しても「見極める」必要もあるでしょう。
基本的には「別の情報ソース」に対しても「マスコミの情報と同列の疑いの目で見る」という公平な扱いが必要であり、鵜呑みにしてはいけないという事です。
>【前程として、「マスコミのいうことは正しい」という「国民が持つ固定観念」に「メスを入れる」必要があるかと思いますが、Kさんはどのようにお考えでしょうか?】
マスコミの性質(勝ち組の一員、スポンサー指向、視聴率主義など)を適切に見極め、その中で「捏造」「隠蔽(=報道しない)」「世論誘導」があると言う事実を認識する方向の意識改革が必要です。
その反面で「反マスコミの立場からの情報」においても「鵜呑みにするのは危険」だろうとも思います。
必要なのは「論理的思考」と「多角的考察からの情報の選択」でしょう。
因果律を考えれば、原因があり経過を経て結果に至るのです。
最初に「結論」の先入観を持っていると、枯れ尾花も幽霊に見えるでしょう。
マスコミの持つ動機を周知した上で「何が予測できるか?」
難しいですねぇ〜