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(回答先: 「勝ち組」「負け組」と武者小路実篤−どちらも悪いと思えば、自分で理想と思う社会を提示し、それを実現しようとすればいいこと 投稿者 フィカス 日時 2007 年 3 月 10 日 19:33:41)
労働基準法が守られ、ワークシェアリングがなされれば、思いっきりテレビは要らないんじゃないでしょうか。週40時間は無理でも、週48時間は厳守させるように持っていくのです。中卒が金の卵と呼ばれた時代と違い、高校進学が当たり前となり、バイト先ですら「高校にも行ってないのか」と思われる現在のニートにも社会参加を促すのです。
そうすりゃ今の日本の大抵の問題は解決すると思うのです。後は防災対策くらいのものでしょう。これはこれで大きい問題ですけど。
健康なんてのは、納豆がどうのキャベツがどうのって、江戸時代の三代飢饉や戦争末期、終戦直後、第三世界みたいに食糧自体が絶対的に不足している訳ではないのです。しかし、過労死と呼ばれる中には実質食べ物自体は店にあり、買う金もあるのに、食う暇がないから餓死・衰弱死した人もいるでしょう。私はシベリア抑留の事を考えて、ナチのガス室はなかったのだろうと思います。だって人間飯食わせないで、あるいは寝ないで働かせりゃいつか過労か衰弱で死ぬんです。毒ガスもただじゃないのだから、もしガス室が本当にあったら、ヒトラーよりスターリンや金日成の方が完全に頭が上じゃないですか。ヒットラー、スターリン、金日成、奥谷・・違うか。
ホワイトカラー・エグゼンプションの導入なんて何も言ってないのと同じですね。それじゃまるで一定の収入以下の人には、あたかも労基法が守られているかのような錯覚を覚えるじゃないですか。日本の一部の官庁と企業以外のどこに労働者の権利があるというのです?最初勤めた会社みたいに、明日仕事があっても仕事終わって皆で酒飲みに行く、あるいは一人で飲み屋に立ち寄れ、労基法が遵守される会社ってすごく恵まれているのだと知った。休日があれば良い方の人もいる。多くのサラリーマンがひど過ぎる条件で働かされ、帰れば本当に飯、風呂、寝るしかない。一分の余裕もない人が多い。
せめて国民の生命と健康を守る医療現場くらい労働条件が守られて欲しい。そうでなければ日本で安心して生活は出来ないよ。
元々死者を賛美する日本の政府は「今日の繁栄があるのは戦没者の尊い犠牲のおかげ」と賛美するが、実際はその繁栄自体が過酷な納期厳守と過密労働・物流のおかげで成り立っているのであり、しかもその内実は危なっかしいものなのである。今後尊い犠牲が増えないという保証はない。もう日本人は生産性考えず、自分の健康と生存権だけ考えるべきだ。会社利益より生きる事を考えるべき。神経質な日本人なら企業利益即死くらいに考えても、結局職場に行けばサービス合戦やるだろう。日本人は死ぬな。生きろ。何の為の医療・介護・政治なのか?誰を救う為の?資本主義寄生金の殺人マシーンに殺されるな。
今は民主主義の時代であって、今の日本国民は奴隷ではない。職場にいる限り自由はないかも知れないが、奴隷であってはいけないんだ。
「お前が消えて喜ぶ者にお前のオールを任せるな」中島みゆき「宙船(そらふね)」