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(回答先: Re: クエスチョン、秋吉悠加、スパイラルドラゴンに告ぐ。私は共産党員ではない。 投稿者 たけ(tk) 日時 2007 年 3 月 07 日 00:41:00)
移民の国では、これは常に問題になる。偏見をつくるのに、メディアは大きな役割を果たしていると思う。CMなどもこのステレオタイプの役割で作られる。そして その対象となった民族、グループを憤慨させることがある。中国系なら個人経営の八百屋さんの主人とか、韓国系ならコンビ二の経営とか。日本人ならお土産やさんを回る観光客とか、イタリア系ははレストランのコックとか。
まあ、これは仕事による豪州内でのステレオタイプですが、歴史的に作り上げられたものもありますね。日本帝国軍やナチは残酷に決まっているとか。
物的証拠もないのに、ガス室で大量にユダヤ民族を殺しつづけたとか。徹底的に調査することもせずに、(させずに、)やったことにし、世界中(といっても全部ではないでしょうが)の人が、ナチスならやっただろう、と考える気持ち。
歴史的に資料などから確証が得られないのに(まだ得られていないというべきかな)、日本軍なら女性を強制的に連行し、買春させたに決まっている と思う気持ち。
(ナチがやったと思われていた、カチンの森の虐殺はソ連軍の一部によるものだったのでしょう。)
この世界でのその国、民族のステレオタイプをどうつくるのか、それは一つの大事な国家戦略のようですね。例えば 先住民の国際会議が昔ありました。ニュージーランド政府は、政府に好意的なマオリを選び、派遣しましたが、日本はあまり関知せず、アイヌの人は自由に自ら選んで参加したのではないでしょうか。会議では、日本のアイヌへの対応は批判されました。(正直な日本だなあ)
で。ニュージーランド政府は マオリへの対応を確か評価されていましたね。
夫は、日本てなんて正直な国なの、少し国際評価を気にしたほうがいいのに。半ばあきれていました。
スウェーデンはきっと福祉国として よいイメージがあるようですが、
しかし 長い間、アフリカ系の女性が妊娠しないように、出産しないように強制していました。
これなんかは、イメージとは相反することでしょう。
時にメディアは国際的に政府に協力しますね。(せざるをえないのかな)
ここ豪州で 4年に1回の英国連邦スポーツ大会が開催されました。開会式には、アボリジニーが外で反政府のデモをしていましたが 、テレビは一切無視したようです。
知る限り唯一それを報道したのは、ニュージーランドのマオリテレビ局だけでした。