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(回答先: 考えて見れば、謎である。 投稿者 考察者K 日時 2007 年 2 月 23 日 21:43:02)
国立科学博物館 宇宙の質問箱より
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/resource/tenmon/space/sun/sun01.html
燃えているものというと普通みなさんはどんなものを想像するでしょうか。ろうそく? ガスストーブ? これらの熱や光は、ろうやガスが空気中の酸素と結びつく化学反応によって生まれています。一方、「ウランを燃やしている」とよくいわれる原子力発電所の
原子炉では、化学反応ではなくウラン原子がこわれて別の原子になる核分裂という原子核反応によってエネルギーが生まれています。原子核反応にはこの他に水素原子4個がくっついてヘリウム原子1つになるような核融合という反応もあります。核融合反応を利用した原子力発電はまだ実用化はされていません。非常に高温で高密度の状態にうまく長い時間制御してやらないといけないからです。ところが、この反応が自然におきているところがあります。太陽の中心部です。
太陽の重さ(質量)は地球の33万倍もあります。そのために中心部は2000億気圧という巨大な圧力になり、温度は1600万度、密度は水の160倍という高温高密度の状態になっています。太陽をつくっている水素原子は熱運動によって激しくぶつかりあい、核融合反応をおこします。この反応で発生するエネルギーは、kWで表すと4のあとに 0を23個ならべた数になります。このうち地球にとどくのは200兆kW、つまり100万kW級原子力発電所2億基分です。このすばらしい太陽からのめぐみによって私たち人間や地球の生き物たちは生かされているのです
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/resource/tenmon/space/sun/sun02.html
太陽でおきている核融合は、水素1gから7000億kWhものエネルギーを取り出す非常に効率のよい反応です。しかし燃料に限りがある以上、この反応にもいつかは終わりがやってきます。理論計算によると、太陽は約100億年の寿命があります。太陽系が生まれたのは46億年前ですから、太陽はあと50億年は今と同じように輝き続けることができます。
さてそれでは太陽はその後どうなってしまうのでしょうか? 星の進化の理論によると、中心部で温度や密度が上がっていく一方、外側に近い部分は大きく膨張し、表面温度は逆に下がっていきます。このような星(赤色巨星)の1つ、さそり座のアルファ星アンタレスは、表面温度3500度(太陽は6400度) で、半径は太陽の230倍もあり、その大きさは地球をのみこんでしまうほどです。
星がさらに膨張して半径が大きくなると、表面の重力が弱くなって最後は自分自身をつくっているガスを引き留められなくなります。惑星状星雲はこのような星の最期の姿です。星雲の中心には、星の中心に残った最後の燃えかす、白色矮星が見えます。おおいぬ座のアルファ星シリウスの伴星シリウスBは白色矮星の 1つですが、半径は太陽の約1/60(地球のたった1.7倍)で、平均密度は 400kg/cm3もあります。白色矮星になった後は、ゆっくりと冷えながらしだいにその輝きを失っていきます。
wikipedia太陽
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD
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(もちろんKさんに限った話ではありませんが)いくら雑談だからといっても、下調べすればわかりそうなことまで投稿されるのはいかがなものか。泥を煉瓦にするには竈で焼くか日干しにする必要があるのと同じく、素朴な疑問を他者にも見せる投稿にするには、最低限下調べは必要だと愚考いたします。