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(回答先: Re: 音楽の場合については・・ 投稿者 Sun Shine 日時 2007 年 2 月 18 日 11:24:05)
>日本の場合は知りませんが、アメリカの場合は音楽に関して言えば、かなり正確に支払われている感じです。おやっと思うようなところからもきちんと入っていますしね。
公正な分配はテクニカルには可能だということですね.
>またパーセンテージについては、細かい決め事があるのでカットします。「がめつい」とミュージシャン達がいっていると前に書いたのは、「簡単な計算だけして、コミッションをとる。自分たちの苦労に比べたら」という意味で書いたのです。
私は門外漢ですが,管理会社(JASRAC)は不当な暴利をむさぼっていると感じています.
このようなシステマティックな中間搾取の固定化が自由競争という名で売られている
壮大な虚偽(カラクリ)の実態です.最近開発された収入源としてカラオケがありま
すが,ここからの収益などほとんど還元されていないのではないでしょうか?しかし,
弱い立場にいるクリエータには対抗する手段もありません.
例のテレビ番組偽装問題なども,政府は待ってましたとばかり放送への干渉を強めるた
めの口実に使おうとしていますが,まったく逆向きです.この問題の根底には制作予算
が中間で何段階にも搾取されて,末端で実際にクリエイティブな活動を行っている場所
に届くころにはほとんどポトポトと滴る落ちる程度までやせ細ってしまうというところ
にあります.このような構造的搾取はいまや,あらゆるところで体制化しようとしてい
ます.フリータに対する報酬だって,水源では正規雇用と決してひけを取らない程度の
金が出ていますが,パイプの中間で抜き取られて末端には届きません.