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(回答先: 隆盛と衰退の狭間 投稿者 haru 日時 2007 年 2 月 13 日 19:41:49)
ほんの少しだけ。
・八百万の神=アニミズム(全てのものに精霊が宿るという考え方)というものはどの民族も元来持っていました(ヨーロッパでもそう)。
・古神道および神道についてですが、こういった民族宗教というものも世界中に見られます。
古代日でも、エジプトのクレオパトラ的存在であるひみこというシャーマン(霊能者)がいて、神政が行われていたように、祭の祭事は女性でした。しかしそのうち女性は「けがれたもの」という概念が広まり、祭から遠ざけられ、祭や芸能を支えるのは男性が中心になったのです(天皇制の確立と関係あり)。
こういった神政の変形として、レーガン元大統領夫人が占い師をそばにおいていたとか、チュニジアの占い師が政治のアドバイサーをしているとか、色々と現在でもシャーマン(霊能者)と政治との関わり合いは深いようです。
しかし琉球(沖縄)では今でも神事に関わるのはノロと呼ばれる女性。琉球文化の影響を受け、後に薩摩の影響を受けるようになった奄美でもこの部分に関しては同じ。沖縄ではノロが公の祈りをする人なら、私ごとの祈りを受け持つシャーマンとしてユタがいます。