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(回答先: 石原や奥谷の発言は意見ではなくて、すでに現状追認政策と言うべきでしょうね 投稿者 パルタ 日時 2007 年 2 月 10 日 10:16:21)
長々と思いついた当たり前の事を述べさせて頂きます。これは感想であって、皆が常日頃からやっている事そのものだから左程見る価値はないと思いますが、自分の頭を整理する為にレスしました。すみません。
>ただ、現在の趨勢とすれば「事を成したい者は、本質を悟られないうちにイメージによる判断だけで押し切ろうとする」という手法が主流となっている。
民族や宗教や人種も本質ではなく、イメージで語られる事が多いですね。日本民族とか、朝鮮民族とか、中華民族とか、セルビア民族とか、仏教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、白人、黒人、黄色人種等もイメージで語られる事も意外に多いかと思います。
中核や赤軍の誤りは反革命の肉体的殲滅が可能と考えた事でしょう。庶民はコロンビアのような革命派と反革命の終わりなき内戦を望んではいないでしょう。そして、中国やロシア、ユーゴを見て反革命の肉体的殲滅が不可能だと思いました。肉体は死んでも思想は死なず、肉体は思想の乗り物でしかないように思える訳です。生身の人間であるヒトラーやスターリン、毛沢東、金正日、伊藤博文、昭和天皇は一代限りの有限な一生です。いつか死にます。しかし、思想はある経済的前提さえあれば、復活するでしょう。
その思想が経済的社会的に完全に不要・無関係となった時にその思想は死ぬ訳です。
奥谷や石原がどうしようもない奴だと思って、辞めさせようとしても、ひらきなおった場合に、まさにどうしようもない場合もあります。奥谷や石原の発言は一個人の意見である以上に、この日本の現実の一部が人格的に体現されている訳だから、「あいつはなんでああなのか」という事を日本の現状況を分析して解明していく事は必要になるでしょう。
相手の立場を理解するというのは、相手と仲良くする以上に、こちらが勝利する為に必要であるとは思います。