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(回答先: 少子化が招く弊害 投稿者 haru 日時 2007 年 1 月 25 日 19:06:17)
haruさん、こんにちは。
>現代日本では、経済的な理由が大きく関与し、また、女性の地位の向上に伴い、結婚、出産と云う人間にとってごく当たり前の行為が厭われる風潮を強く感じます。
違うと思います。
なぜ厭われるか?
結婚に関しては、相手がいない。この一言でしょう。
出産に関しては、地位が実際には向上していないという問題があるでしょう。
未だにやはり、子育ては女性がするもの、との風潮があります。
女性側にもその認識が抜けきらないということもあるでしょう。
男女が平等に子育てに関われるような法整備も実態も伴わない状態では、男女が平等に働ける社会になったとも、女性の地位が向上したとも言えないと思います。
>かつての日本では、成人すれば婚姻する事が当たり前であり、そうある事によって始めて社会的に認められると云う習慣があったと思っております。
>年頃になって、独り者であってはいけないという価値観もあり、見合いなどを斡旋する年長者の心配、気苦労と云ったものが今でも強く残っております。現代でも地方によってはその習慣がまだ残っているようです。このような人々の思いは、婚姻、そして子育てによって人間がより人間らしく成長するのだとの強い思想があったように感じます。現代は、それらが古い価値観であり、煙たがられ、厭われる事が多くなっているようです。
そうでしょうか。
古い価値観といっても、親が勝手に結婚相手を決めてくるとかでなければ嫌われはしない価値観だと思いますが。
>人々が子育てをしなくなれば、社会というものはより利己的に変質していくような気がいたします。
子育てができる環境を整えることが先です。
また、少子化が、経済の発展上問題とされるといったように、利害の問題として語られてしまうという社会の方こそ問題でしょう。
子供を産むのは社会のためではなくて本能の部分でしょうからね。
>また、育てる子が一人しか育てられないということになれば、社会性の欠如に繋がっていくのではないでしょうか?
私は一人っ子ですが、社会性は欠如しておりますでしょうか(苦笑)
まあ、兄弟がいる方が、世渡り上手にはなるでしょうね。
>両親と一人の子という小さな世界から子はやがて旅立たなくてはなりません、親は子よりも先に死ぬという事は多くの場合必然であります。
>社会は多くの価値観、習慣、趣向を許容するものですが、一人っ子の様な小さな社会から外へ旅立つ時には、異質な存在に始めて接っする事によって、戸惑い、驚愕する事が大いに予想されます。
幼稚園や保育園に行く時点で旅立つと思います。
兄弟が多いとしてもその兄弟が「異質な存在」とは言えないでしょう。
>そのような人物ばかりの社会にこれから変わってゆくのだとしたら、その現実を許容する上での動揺、軋轢に対して対応する指導者、助言者の存在が強く求められる事になります。また、価値観は今以上に多様化の一途を辿ると云ってもいいと思います。
より強い支配がなければ統率がきかなくなる、と?
価値観が多様なのは当たり前であって、それを押さえつけるべきではないと思います。
>また、そのような指導、助言者が存在しないのであれば、見近かな親の責任がより大きくなるはずですし、それに対する躊躇からさらなる少子化が進むのかもしれません。
責任を持って子供を育てるということは親の責務だと思っています。
それを放棄するのなら親になる資格はないですし、そのような人は子供を産むべきではないでしょう。
しかし、問題はむしろ、こんな「暗黒な社会」で子供を産んで子供に辛い思いをさせるのは忍びない、という状況にあるのではないでしょうか。
私自身はそれを思うので今は子供を産む気はありません。
(いずれにしろまず相手を見つけるのが先ですが(汗))
>しかし、この世を支配する存在にとっては、人々の分断、分裂がとても都合が良いのかもしれませんが、、。
分断、分裂と価値観の多様化は別問題ですよ。
互いの価値観の違いを認め合うことができるのなら、価値観が違っても分断、分裂にはつながりません。
いずれにしろ安倍がやりたいのは日本の全体主義化でしょうが↓
全体主義一色に向かう日本。
http://www.asyura2.com/07/senkyo29/msg/990.html投稿者 heart 日時 2007 年 1 月 14 日 12:41:38: QS3iy8SiOaheU
>人々が、相通じ合う為の新たな思想、システムを作り出さなければ、バラバラの人間関係の中で、共に殺し合うという未来になってしまうのではないでしょうか?
今は、価値観が乱立しているだけで互いに認め合うという部分がない、それがバラバラの人間関係につながっているのかもしれないと思いました。
新たなシステムを作る必要性には同意します。