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(回答先: 人件費をコストと考えるのは、ホントにいいのだろうか? 投稿者 まさちゃん 日時 2007 年 1 月 25 日 20:30:18)
まさちゃんさん、こんにちは。
レスをありがとうございます。
以前シリーズであっしらさんが投稿されていた、【世界経済を認識する基礎】講座とても判り易かったと感じておりました。再度また読んでみたいと思っております。
人間が楽をする為の機械の発明であり、オートメーション化だったはずだと思うのですが、、。
数十年前の未来SF小説では便利さが人間を堕落させ、人類は退化してゆくということでした。事実、現代は半分その通りであるようですが。
>しかし、人件費ってコスト扱いしてよいもんなんでしょうか???
>そういうことを考える経済学ってないんでしょうか?
>根本から経済学を構築しなおさないといけないのではないか?
>そんな気がしています。
そもそも、産業革命以後の機械化、合理化と云ったものがすべて利潤追求と云う目的の為のみに行われているという事が大きな原因だと思います。昔は、ロボットなどを想像すれば便利になって、作業が楽になってよいなぁ、、と、能天気な空想を描いておりましたが、まさかその結果、人々が生活の土台を失い路頭に迷ってしまうなどと云う現実など思いもよらなかった事です。
高度成長期に多くの人々の努力と犠牲によって立ち直り巨大化した国内の企業は、人々にお返しをするのが筋というものだと私は思うのですが、、企業が義理も恩もないなら、社会もそのように変質しているようです。何事もゆきすれば病になります。そしてその病は、海外の企業の買収というなんとも寂しい結末なようです。
大量生産、利潤追求といった古い価値観を持ち続けている限り、人間が従事する仕事と云う行為に対するものの見方は変わらないのでしょう。
多くモノを売る事で、儲かるというさもしい価値観から人類は脱皮しなければなりません。賞味期限のあるお金なんて使ったらいいのかもしれませんね。
賞味期限切れでは、無価値になるとか、、(笑)