★阿修羅♪ > 雑談専用22 > 153.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
この投稿は東京音頭さんの
【君が代強制は「和」の心と矛盾しないのですか。】
http://asyura2.com/0610/idletalk21/msg/1511.html
に対するものです。
>東京音頭さん どうもです。
最初に書いておきますがKは【君が代不起立は「和」を乱す運動】だろうと思っています。
>【式典だから、職務だからやれ、というのは、おかしいですね。だって、やれといっている事自体が、憲法違反の可能性があるからです。】
「日本教」という宗教が明確であり、天皇を敬い、他の宗教は邪教という思想の下に「入信」を強制していると云う視点ならば、その意見は正しいだろうと思います。
>【それは、Kさん自身 君が代強制斉唱に強い危機感を覚えていないからです。】
まあ、ここが、一番の問題点の本質だろうと思います。
確かにKと他の人では「君が代」を斉唱する事への危機感に差はあるでしょう。
Kは大まかに4つの視点で君が代不起立を捉えています。
1 天皇制への反対運動&共産主義確立運動
2 戦争への流れを食い止めるための綱引き闘争
3 周りに合わせる事を拒否する自由の獲得運動
4 権威に対する反発の闘争
多分ですが、日本国内の中でも、これほど「君が代問題」を考えた物好きは少ないだろうと思います。(まあ、上には上がいますので、もっと深く考えている人もいるでしょう)
個人的な自由の獲得ならば「口パク」で良いのだろうと思います。
周囲に対するアピール部分が必要な「闘争」という位置付けでしたら、ものによってですが「時と場所をわきまえた方が良い」という意見はあるだろうと思います。
Kの認識は「国旗・国歌法」が成立した段階で「この件には負けが決定した」と言う認識です。
その後の「実力行使(態度表明)」は、決壊した防波堤に石を投げ込むようなほとんど意味のない(投げ込む人の心情は理解しても)行動ではないか?と思っています。
対話によって解決が可能なら対話の努力が必要でしょうが、権力側は対話を積極的に受け入れたりはしないでしょう。
この問題を解決するのが「多数派形成」によって「国旗・国歌法を反故にする」しか最終的な解決策はないのだろうと思います。そのために「君が代不起立は有効な手段か?」という視点は必要でしょう。
「想い」も重要でしょうが、それよりも「結果を出せるか?」の方がより重要という考え方です。
戦争への流れという部分は「徴兵制度」が具体化した時に、どこまで民意の結集が出来るか?が重要なポイントになります。
この時に「君が代不起立」に拘り続けた延長線上が、どのように影響するのか?
変に「反戦」の仲間に不信感があるなら終りでしょう。
まあ、職業に教師を選択していて「式典には協力しない自由」があると、多くの庶民が認めてくれるのなら、Kが意見は間違っているのでしょう。