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(回答先: 過労防止には雇用増と賃金増、両方必要 投稿者 heart 日時 2007 年 1 月 24 日 23:50:53)
heartさん>企業活動を成り立たせているのは誰よりも社員なので、社員を企業はもっと大切にすべきです。
heartさん>大切にするということを、経営者は、雇用を増やしかつ賃金を上昇させるという人件費の増加というやり方で示すべきだと思います。
これ、デフレ不況の脱出方法として、あっしらさんがずっと主張していたことなんですよね。
デフレ不況から脱出するのは経営者にとってもメリットがある話なのですが、
そこは悲しいかな、個々の経営者は自社が競争を勝ち抜くためには人員削減と賃金引下げ(よくて据え置き)と言う手法をとるんですよね。
これは経済をミクロで見た時には合理的な対策ですが、マクロで見た時はデフレ不況の蟻地獄にはまっていくという、いわゆる合成の誤謬で、全くの非合理なんですよね。
雇用の安定化と賃上げは、例えば政府が(あるいは経団連??が)音頭とってでも、
皆一緒にヨイショッとやるしかないんですけど。もし抜け駆けする企業が出ると、その企業だけが儲ける事になりますから。
人件費を削減したら、消費は冷え込むのは当たり前で、企業の業績が上がらないのは当然のこと。せめて業績がよい企業だけでもベースアップなり賃上げを積極的にするべきなんですよ。
人件費(≒給料)として支払ったお金は結局、社員が財やサービスを買うと言う形で、
総体としては企業に戻ってくるわけですから。
そもそも人件費をコストと考えるところに問題の根っこがありそうだと直感するのですが、
これ以上は私の知識では説明できません。