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(回答先: 文春への電話:「ドイツではみんなこう思って居る」 投稿者 西岡昌紀 日時 2007 年 9 月 11 日 20:27:40)
http://eunheui.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_d345.html から転載。
2007.09.11
ナチスの価値観
ドイツ北部のテレビ局NDRで番組の司会役が、その発言をとがめられて解雇された。シュピーゲル紙の英文記事 "'Motherhood Crusader' in Trouble: German TV Presenter Sacked for Praising Hitler's Family Policies"、NDR の報道資料 "NDR beendet Zusammenarbeit mit Eva Herman"。問題となったのは、ナチス時代についての次の発言だ。
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「おぞましい時代でした。全く頭がおかしくて非常に危険な指導者がみなさんもご存じのように、ドイツ人に大きな被害をもたらしました。しかし、その時代には、よいこともあったのです。それはその時代の価値観です。子どもがいて、家族があって、絆があるという考え。これはすべて壊されてしまい、何も残っていません。」
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この人はふだんから「女は外で仕事ではなく、家で子育てを」といった主張をしている人だというのだが、そんな人から発せられる言葉なら、なおのこと、さらっとやり過ごしてしまいそうではないか。しかし、ドイツは黙ってはいなかった。
注目したいのは、この発言によって放送局が解雇を行なったということだけでなく、この発言を聞いて、番組のゲストに予定されていた人たちが次々と辞退したということだ。広く社会がこのような発言を拒絶していることが分かる。
ヒトラーの時代と日本の戦前戦中が同じだとか、ナチスの反ユダヤ主義と現代の日本の右翼的な人たちが典型的に持つ民族差別的な傾向を同一視できるとか言うつもりはないが、どうも私は腐った言葉に慣れすぎてしまったようだ。