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(回答先: 選挙ゆがめるTV報道/自民・民主中心、争点ボケる(しんぶん赤旗) 投稿者 gataro 日時 2007 年 7 月 28 日 11:08:11)
http://lin-fc3.dyndns.org/top/cgi/archives/2007/07/post_75.html から転載。
2007年07月28日
つくられる世論
参院選投票日まであと2日となった。
投票日が近づくにしたがってますます投票意欲が失せている。
日本マスメディアのふるまいもその一因だ。
■『目隠し』された有権者
選挙報道でここまでマスメディアの露骨な不公平報道がまかりとおったこともないのではないか。
特に民放各局の不公平ぶりは際立っている。
『自民党と民主党以外の政党は不要』とばかりの扱いには本当にうんざりしている。
共産党は、東京のNHKと民放4局の放送時間をカウントした結果を発表した。
選挙ゆがめるTV報道−自民・民主中心、争点ボケる
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-07-27/2007072704_02_0.html
これを見ても日本を牛耳る主要マスメディアが日本政治に何を求めているかが良くわかる。
こんな選挙報道が繰り返される現状では、自民党と民主党以外の政党が何を訴えているのかどころか、その存在すら知らないまま投票させられる有権者が全国であふれることになるのは当然だ。
これはメディアによる『目隠し』だ。
27日に投票所に行けば、『目隠し』をさせられたまま投票所に向かう有権者の列を見せられることになるだろう。
■朝日新聞は有罪だ
朝日新聞の露骨ぶりは特に際立っていた。
一番印象的だったのは写真の扱いだ。
選挙公示日以降紙面で各党党首の写真が掲載されたが、安倍首相の大ゴマ写真のすぐ隣には必ず小沢党首の大ゴマ写真が配され、安倍首相の小さな顔写真のすぐ隣にはこれまた必ず小沢党首の小さな顔写真が置かれる。
その他の政党の写真は、政策紹介の記事以外には一枚たりとも掲載されることはなかった。
記事中には一応申し訳程度に主要政党に関する記事は書かれていた。
しかし現代の新聞で写真の持つ意味は大きい。読者が写真から受けるイメージは大きく、新聞各社は写真の一コマが与える印象を考えながらの編集をしている。
『朝日新聞は今回の選挙報道で読者に対する印象操作を行った。』こう断言できる。
この印象操作はもちろん「二大政党政治」への扇動役をかってでることが目的だ。
■無言の圧力=自主規制へと進むマスメディア
こんな『つくられる世論』は何も今に始まったことではない。
戦前の日本は治安維持法などにより言論や出版、放送の自由が次々と奪われ、国民は真実を知らされずに戦争への道を歩まされた。
1960年の安保問題以降、日本政府によるマスコミ操作が活発になったといわれ、60年代にはしばしば政治・社会問題を扱う番組が放送中止になった。
最近ではマスコミの側に自主規制がはたらき問題にならなくなったと言われるほどだ。
以下は”自由の国”日本で放送中止になった番組のほんの一部だ。
最後にこの言葉で締めよう。
『新聞はピアノの鍵盤で、たたき方によっては、天国を地獄に、地獄を天国に思わせることもできる。』(ヒットラー『わが闘争』)
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