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□関西テレビ 捏造の経緯、番組で検証 [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070404-00000031-san-soci
関西テレビ 捏造の経緯、番組で検証
4月4日8時0分配信 産経新聞
関西テレビが3日午後10時から放送した検証番組は、同社の報道局が「発掘!あるある大事典」の制作スタッフらに取材。証言をもとに、捏造の原因を検証した。
下請けの制作会社ディレクターは捏造に手を染めた理由について「面白い番組にしたいと思った」と話し、プロデューサーは「気のゆるみ、成功体験の流れ、脇の甘さ」を挙げた。司会のアナウンサーは「制作のあり方を根本的に考え直す必要がある」と話した。番組では再発防止策への取り組みや視聴者からの意見も採り上げた。
検証番組について、メディアや情報に詳しい一橋大学名誉教授の堀部政男さん(情報法)は「1つの区切りになったのでは。制作過程が詳しく取り上げられ、検証の意味はある。ただ、本来なら『あるある』が放送されていた日曜日の午後9時から放送すべき。再放送して、再生への意気込みを見せてもらいたい」と話した。
BRC(放送と人権等権利に関する委員会)委員でジャーナリストの武田徹さんは「スポンサーや視聴率の問題など現在のテレビメディアとそれを受け入れてきた社会全体について言及されていないのが残念だった。テレビ業界全体の問題として、関西テレビにはテレビのこれまでの文法を変えるぐらいの検証番組を作ってほしかった」と話した。
最終更新:4月4日8時0分
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