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(回答先: 不二家、TBSの「賞味期限切れチョコ再出荷」に反論 [読売新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 3 月 28 日 16:09:53)
□客観的な報道 [またも苦情ですか?ジマーマンさん!]
http://blog.goo.ne.jp/tiger-spirits85/e/dc7444e75da641aba5683c5b55ebea02
客観的な報道
随想 / 2007-03-28
TBSがまた捏造報道のようだ。不二家問題に関し、「朝ズバッ!」が1月22日の特集で「元従業員」を登場させる。彼女の証言はこうだ。不二家の平塚工場では賞味期限切れのチョコレートを回収し、溶かすと牛乳を混ぜて新品として再出荷することが日常化していた…。今回、不二家が社外に設置した「信頼回復対策会議」が指摘したことによる事実無根の発覚で、広報も遠慮がちにコメントしている。いわく。「私どもも洋菓子について不備があり、すべてに胸を張って言えるわけではないが、明らかに事実と異なる部分は修正をお願いしたいとTBSと話し合っている」。
さて、TBSはこの元従業員の証言を一連の流れとしてイラスト入りで解説したが、抗議を受けてからの現時点では、さすがにこのような事実は一切なかったと認識している模様で、「牛乳の混入はなかった」「イラストも視聴者に分かりやすくするため」と釈明しているようだ。しかし事実誤認を認識した時点は非常に重要になってくる。TBSはこの「元従業員」をリクルートしたものか、タレこみの裏づけも取らずバッシングに走ったものか、いずれであるか明確にする義務がある。後者であっても報道番組としては失格だが、ただ誤報に逃げ込む道は残る。
映画のメンインブラックでトミーリージョーンズがタブロイド紙を買うシーンがある。いわく「真実はここに載っている」。しかしながら、いわゆる「東スポ」のようなシンブンに「真実」を求めるのは特殊な職業人に限られるのであって、おおかたはそれをウソと知りつつ楽しむだけだ。TBSの報道番組は「東スポ」ではない。たびかさなるTBSの捏造は民放連を除名される関西テレビよりはるかに重い。「発掘あるある…」は娯楽番組である。ただ、視聴者を見くびっている点では似たりよったりだろうか。一方は科学オンチの信仰心をもてあそんだ。一方は立証が主観にまで行きつかないことをよいことに、いざとなればそれを言い訳の防波堤にする。そして、いじめ体質の丸出し…。
あるアイドルタレントが事務所を解雇されたが、「みそぎ」中の「けがれ」であることが大きいのだろう。彼女を弁護することは「感情的な大衆」を敵に回すことになる。ここでは論理が通用しないと思われている。だから不二家の広報も殊勝な言い回しを余儀なくされる。相対化された論理は使えないものだろうか。ドイツの環境保護団体は親熊に「子育て放棄」された子熊を、動物園が飼育することに反対した。自然の状態に反するというわけだ。そこで彼らは動物園に対し子熊の安楽死を要請した。してみると、国民の圧倒的なしっぺ返しを受ける。当然の反応であろう。
自然がいちばん。そのことには一理ある。しかし、それとこれとはちがう。ひとつの原理をどこまでも貫き通そうとする意思も何らかの情念に支えられていて、むしろ、それとこれとはちがうと見抜くところに相対化された論理は準備される。客観的な事実に至ろうとしなくても、その主観的な悪意を暴かれることはない…。そんなふうに天にツバすれば(言い訳を準備していることの裏返しとして)そこに理屈はあるだろうけれど、とうてい論理的なハナシにはならない。「みそぎ」「けがれ」「いじめ」など、それらに文化的な偏差はあるにせよ普遍的なものにはちがいない。その平衡のために相対化された論理をマスコミが使う…。それはいつのことになるだろう。客観報道は目指さなければ向こうからやってきたりしない。
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