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http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6927823.html より全文転載。
「らくちんランプ 」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年3月14日です。
2月29日にアップした、「中国製冷凍餃子中毒事件の真犯人は、一体何処の何奴だ?」の続きです。http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6868455.html
昨日日本の報道各社は、一連の冷凍餃子中毒事件で、中毒症状を起こしたと認定したと10人の内、千葉県の家族が食べた餃子に混入されていた農薬メタミドホスの濃度が、高濃度であることが判明したと一斉に報じました。
市川のギョーザ、数個で致死の可能性 千葉県警鑑定 2008年03月13日21時23分 by asahi.com(文末に保存)http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY200803130389.html
つまり、日本の捜査当局は、餃子に混入されていたメタミドホスの濃度が極めて高いのだから、メタミドホスは中国の工場内で混入されたに「違いない」と主張したいのだと思います。
でも実態は、メタミドホスの半致死量推定10mg/kgなのに、当初発表したメタミドホス濃度130ppmでは、重度の病状に陥いることは無いとの、農薬の専門家(中国の捜査当局かも?)からの指摘を受けたので、改めて餃子の吐瀉物を検査し直して、高めの数値を発表しただと思います。
そして、加古川市別府町のイトーヨーカドー加古川店で冷凍餃子を購入して、中毒症状が出た高砂市の家族のケースは、発症経緯に疑問点があり、通報後に回収した餃子のメタミドホス濃度も低いので、食中毒の可能性が高いと、日本の捜査当局が判断したのではないでしょうか。
今回の事件は日中両政府を巻き込んだ大騒動にまで発展していますが、前回アップした記事で記述したように、日本の医療機関が農薬による中毒だと断定しているのは千葉の兵庫の10人だけです。
しかし私は、今回の日本の捜査当局の発表を受けて、冷凍餃子に農薬を混入した犯人は、日本国内で犯行を実行したとの思いを、益々強くしました。
その理由は、先日アップしたこの問題に関する記事に、次のようなコメントが寄せられていたからです。
(以下転載)
松本サリン事件で河野さんがサリンを撒いたかどで逮捕されたニュースを聞いたとき、すぐ誤逮捕であると確信しました。
猛毒気体であるサリンを密閉装置のない家庭で作るなど無理なことは、化学者の常識です。しかし、誰も異論を唱えなかった。今回の事件も謎に満ちている。
メタミドホスは日本でもっと使われている農薬オルトランの活性代謝物であり、日本の野菜でもメタミドホス0.01-0.03ppm濃度は恒常的に検出されている。
(転載終わり)
オルトラン水溶液は、街中の園芸店等で幅広く販売されていて、購入する際に印鑑のいらない「普通物」に分類されている、有機リン系の農薬で、害虫の神経系に作用する殺虫剤です。
散布する際には、通常1000倍以上に希釈して使われています。また本来の成分の、完全分解以外の二次副産物や三次副産物等を考えると、分解には数十年かかると考えるのが妥当です。
また、2ちゃんねるの「毒入り冷凍餃子w」という掲示板には、次のような書き込みがありました。
(以下転載)
495 :名無的発言者:2008/03/03(月) 19:30:57
オルトランの主成分は、メタミドホスを酢酸で中和したものだ。メタミドホスはその名の通りアミドだから、酸と結合するのだ。
そしてこれが生体内で分解されると酢酸基が取れてメタミドホスになるのだ。
(転載終わり)
さて、日本の捜査当局が高濃度のメタミドホスを検出したのは、市川市の家族が食べてはき出したギョーザの吐瀉物(としゃぶつ)です。
つまり、冷凍餃子に混入されていた農薬とは、オルトラン水溶液の原液であり、オルトランが生体内で分解されてメタミドホスになった可能性が存在しているということです。
今まで私が収集した情報から推測可能な犯行の手法とは、
@中国で「CO・OP手作り餃子40個560g」の、
賞味期限も印刷されていた未使用の餃子の袋を手に入れ、(天洋食品は、OEMでパッケージまで印刷してる)
A日本国内のCOOPで冷凍餃子を購入し、
B街中のホーム・センター等でオルトランを購入し、
C餃子にオルトラン原液を注射針で混入させて、
D未使用の袋に詰めて、シール機で加熱封印する、
E市川市のCOOPの店頭に夜間侵入して(若しくは営業時間中)、毒入り餃子を冷凍ショーケースに置く。
当然、日本国内のCOOPで冷凍餃子を購入して、袋の上から細い注射針でオルトラン原液を注入する方法も、有力な犯行方法ですし、私はこちらの可能性が高いと思います。
私は今回の「中国製冷凍餃子農薬混入事件」の報道は、耐震偽装事件でイーホームズの藤田東吾社長を、捜査当局の発表を鵜呑みにして、犯罪者のように扱った当時の報道と、極めて似通っていると思っています。
何故かというと、単なる食中毒事件の可能性があるのにもかかわらず、第一報からビジュアルに訴える報道を、マスコミが一致団結して繰り返し行っていて、農薬の専門家からの、複数の農薬の可能性があるという意見が、一切伝えられていないからです。
今回の「中国製冷凍餃子農薬混入事件」を計画立案し、犯人に犯行を命じたのは誰なのかについては、後日アップします。
ちなみに、私同様に、今回の事件の報道に疑惑の目を向けている方もいらっしゃいます。
穴と注射器と、パックリ開いて挿入の話(終)『ギョウザ事件』(マニラPHOTOバ-ジン)http://lovesanta.blog25.fc2.com/blog-entry-969.html
(以下転載)
中国製ギョーザによる薬物中毒事件を捜査している千葉県警は13日、同県市川市の家族が食べてはき出したギョーザの皮から3580ppm、具から3160ppmの「メタミドホス」を検出したとの鑑定結果を発表した。極めて高濃度で、専門家は「(同じ濃度で汚染されたギョーザであれば)数個で死に至る可能性もあった」と指摘。製造工程で農薬が混入された可能性がさらに高まったとみている。
市川市の家族5人が1月22日に食べた「CO・OP手作り餃子(ギョーザ)40個」は完食されていたが、県警は吐瀉物(としゃぶつ)を採取。皮と具をそれぞれ0.1グラムずつ取り出して調べた。
それによると、濃度は皮1グラム換算で約3.58ミリグラム(3580ppm)、具材1グラムでは約3.16ミリグラム(3160ppm)が含まれるレベルだった。この商品はギョーザ1個約14グラムで、1個あたりでは約45ミリグラム(0.045グラム)になるという。残留メタミドホスの検疫基準はニラ0.3ppm、キャベツ1ppmで、これらの約1万〜3千倍にあたる。
メタミドホスは加熱で減るため、実際には検査結果以上の高濃度が混入されていた可能性が高い。県警は、皮と具の濃度差から「皮から具にしみ出したとも推測される」と説明した。
この家族は、次女(5)が意識不明になるなど、5人が25〜26日間入院した。農薬に詳しい本山直樹・千葉大大学院教授は「大人は5、6個、子どもなら1、2個で死んでいた可能性もあるということ」と話す。
本山教授によると、一般的に体重50キロの大人で約650ミリグラム、体重20キロの子どもで260ミリグラムのメタミドホスを摂取すると、半数が死ぬ可能性がある。ただ、統計では、その5分の1の量でも致死量に達する場合があるという。
(転載終わり)
スパイラルドラゴン拝
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