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(回答先: 頭部CT 60〜70ミリシーベルト、腹部CT 30〜50リシーベルト 投稿者 stix 日時 2008 年 3 月 01 日 16:28:44)
CT検査を受ける患者の3分の1は、受ける必要なし?
(お医者になるのは、大変ですね)2007年12月03日
米コロンビア大のデービッド・ブレンナー医師らが「3分の1のCTスキャンは医学的に不要なもの。このままだと今後20〜30年間に、がん患者を300万人余計に増やすことになる」と警告している。
現在、米国で1年間に行われるCTスキャンを使用した診察は6200万件。1980年の300万件から大幅に増えている。
「CTスキャナーの普及で、われわれは1980年の2倍の放射線を浴びるようになった。腹痛や慢性的な頭痛を訴える患者を緊急治療室に入れ、自動的にCTスキャンを行うのは正しい行為とは思えない」とブレンナー医師。
成人より10倍も放射線の影響が大きいといわれる子供でも、毎年、500万人がCTスキャンを受けている。麻酔をかける必要がなく、数秒間で画像が得られるからだという。
フィリップスや東芝製など放射線照射量が少ないスキャナーもある。だが、ブレンナー医師と共同で調査したコロンビア大のエリック・ホール医師は「医師たちは1,2度のCTスキャンによる放射線照射量が、広島と長崎に落とされた原爆の爆心地から1.6〜3.2Km離れたところでの放射線量とあまり変わらないことを忘れている。
1回のCTスキャンによる放射線照射量は1000〜1万ミリレムだが、1.6〜3.2Km離れたところにいた被爆者の浴びた量は3000mremだ」と指摘、安易なCTスキャンの使用を戒めている。
(がん患者300万人増…過度なCTスキャン使用を医師が警告)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/107327/
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CTとは、コンピュータ断層撮影(Computed Tomography)のことであり、放射線などを利用して物体を走査しコンピュータを用いて処理することで、物体の内部画像を構成する技術・機器のことです。
「断層撮影」の名の通り、本来は物体の断面画像を得る技術です。ですが、これらの検査技術は単に断面画像として用いられるのみでなく、画像処理技術向上によって3次元グラフィックスとして表示されることも多くなってきました。
CTは撮影時間が短く、ほとんど苦痛なく検査ができ、なおかつ多くの情報を得ることができることから、超音波検査と並び、最もよく用いられる画像検査の一つです。スクリーニングや精査目的の検査として良く用いられています。
ですが、以下のような問題点もあります。
人体への影響としては、放射線による被曝があります。もちろん、医療機器である以上、実際にCT検査による被曝に起因した放射線障害が発生することは希なことです。通常のレベルで行われる検査においては、人体への危険性はほとんど無いといっていいのではないでしょうか。
ただ普通に生活していても、年間被曝量の2.4mSv(シーベルト)を浴びているといいます。これは、大地放射線や宇宙線、食物に含まれるものの経口摂取から被曝しています。つまり、検査を一度も受けなくても、胸部レントゲン写真(0.05mSV〜0.3mSv)に換算しますと約8〜48枚分は被曝しています。
CTでは、頭部のCTでは0.5mSV、胸部のCTでは7.0mSV程度受けるそうです。ただ、発癌性を考えると、一説によれば0.1Sv の被曝による癌死亡率は 30歳男性で0.9%、女性で 1.1%(約 1%)と報告されているそうです。となると、30歳から75 歳まで毎年胸部CTを受けても、癌死亡率0.52%程度であると考えられています。ほとんど問題ない、と考えても良いのではないでしょうか。
さらに、「日本人はよくCT検査をする。そのせいで癌となる患者が多い」という論理がまことしやかに語られていますが、それはCTを撮る頻度が多いと言うことは、それだけ小さな癌病変をみつける可能性が高くなるからではないか、と考えられます。
たしかに、不要な検査を行うのは批判されてしかるべきですが、上記ニュースでいわれているように3分の1が不要、というのは言い過ぎではないでしょうか。病気を見逃すことよりも、しっかりと検査をしているほうが、患者さんにとっても利益をもたらすのではないか、と思われます。
http://oisha.livedoor.biz/archives/51087589.html
(コメント)
「利害関係上譲れない」ということでしょうか。
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