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(回答先: 人体実験ネタです「自傷行為」を28回繰り返し,その途中での皮膚の変化を観察 投稿者 鉄人 日時 2008 年 2 月 14 日 07:03:26)
http://www.wound-treatment.jp/title_sonota.htm
物理的刺激による皮膚損傷の観察
【実験の目的】
皮膚表面に物理的刺激を繰り返し与え,皮膚がどのように損傷されていくのかを観察し,これが「皮膚損傷モデル」として使えるかどうかを検討する。また,その結果をハンドソープによる皮膚の変化と比較する。
画像はこちらを http://www.wound-treatment.jp/title_sonota.htm
物理的刺激による皮膚損傷の観察
【Material and Method】
自分の右前腕屈側に荷造り用ガムテープを張っては(無理矢理)剥がすという(自傷)行為を繰り返し,皮膚の変化を実体顕微鏡Dino-Lite Plusで撮影した。倍率は60倍とし,可能な限り同じ部位を撮影した。
【結果】
実験開始前 8回目 14回目
20回目 24回目 28回目
* 20回目を越えるあたりから痛みが強くなり,28回目終了時に「これ以上続けたら間違いなく出血する」という確信があり,マゾヒスティックな気分も十分に味わえたため,これにて打ち止めとした。
* 10回目あたりからガムテープを剥がしたところに徐々に発赤が認められ,20回目ではかなり赤くなった。
* 顕微鏡による観察では,8回目あたりから明らかに皮膚紋理が浅くなり,皮膚表層が損傷されていることがわかる。
* 肉眼的にはっきりわかる変化を起こすためには20回以上繰り返すことが必要だが(それ以前だと写真を撮ってもあまりわからないから),顕微鏡で観察する分には8〜14回で十分と思われる。
* 皮膚損傷の変化,および,各種の皮膚潰瘍治療薬の変化を見るには,この「ガムテープを張っては剥がす」方法は有用である。
* ハンドソープによる皮膚の変化と比較すると,ハンドソープによる損傷はいかにも薬品で溶かしたというようにぬめっと一様に変化が見られ,一方のガムテープ損傷のほうは表面を物理的に引き剥がしたために変化は一様でないようだ。
さて,このようにして作成した傷は翌朝になってもまだ残ってヒリヒリしていたため,被覆材とゲーベンクリーム塗布でどうなるか実験を行ったが,結果は後日。
(2008/02/14)
http://www.wound-treatment.jp/next/wound392.htm
ハンドソープによる皮膚の変化
市販のハンドソープ(ライオン社,キレイキレイ薬用キッチンハンドソープ)を皮膚に接触させ,それで皮膚がどのように変化するか,自分の皮膚で実験してみた。撮影に使用した実体顕微鏡は下記のDino-Lite Plusである。
【実験1】
手背近位正中に泡立てたハンドソープを乗せて1分後に石鹸を洗い流して撮影,さらに同じ部位に石鹸を乗せて5分後に洗い流して撮影した。撮影は同じ部位で行った。
実験前 1分後 5分後
これにより,実験開始前にはしっかりとしていた皮膚の皺(皮膚紋理,でしたっけ?)が石鹸の接触によりはっきりしなくなり,5分後ではのっぺらぼうのような状態になることがわかる。
【実験2】
同様の実験を左母指背側MP関節直上で行った。こちらは,1分接触,さらに5分接触,さらに13分接触,さらに45分接触とした。ハンドソープを乗せた部位はオプサイトで密封した。
実験開始前 1分間接触 さらに5分間接触
さらに13分間接触 さらに45分間接触
やはりここでも同様の変化が見られた。
ハンドソープで頻回に手洗いをした場合,皮膚ではこのような変化が起こっていると思われる。これはハンドソープだけでなく,シャンプーでの洗髪を頻回にしている美容師さん,理容師さんではまさしくこのような現象が起こっているのだろう。
今後,病室の入り口に必ず設置されているウェルパス(=消毒薬手洗い剤)でも同様の変化が起こるのか実験をしてみようと思っている。
(2008/02/13)
http://www.asyura2.com/kaminoke.htm
シャンプーで禿げる!かゆい!【合成洗剤恐怖の人体実験】
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