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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080210-00000016-gen-ent
「危ない! ニューヨーク市の寿司屋で出されるマグロに大量の水銀」――1月半ば、米メディアが大騒ぎした。
海水汚染のために、大型海水魚に水銀が含まれることは、何年も前に発表されているが、今回NYタイムズ紙が行った調査で、市内の高級寿司レストラン4店と、グルメ食料品店で売られるマグロの水銀含有量が、異常に高かったというのだ。なにもマグロだけに水銀が含まれるわけではないが、グルメの間で人気の高級魚だけに、つい、やり玉に挙げられてしまう。
それにしても、まるで「マグロの寿司は体に悪い。食べたら病気になるぞ」と言わんばかりのテレビ報道。当のNYタイムズ紙によると、「それでも食べる派」がほとんどだが、中にはビビって「もう食べない派」もいるそうだ。
この調査結果が市民にマグロへの不安感を募らせたのは事実。市の精神保健衛生局がついに「水銀から体を守るために」というパンフレットまで作製した。寿司食人口が多い日本人コミュニティー向けに、日本語でも作製するという異例の扱いだ。
パンフの内容はというと、ごく常識的。「胎児・幼児に影響があるから、妊婦と母乳育児中の母親、子供は生魚を食べるな。でも成人が時々食べる分には心配ない。毎日寿司を食べないように」
そもそも寿司を毎日食べるヤツがどこにいるのかと思うが、いるんだ、アメリカには。具合が悪くて検査したら、体内の水銀値が異常に高く、医者から寿司を控えるよう注意された話も身近で聞く。この手の調査結果は、こういう極端なアメリカ人に警鐘を鳴らす意味で発表されるんじゃないかとさえ思う。
ちなみにNYタイムズが調査したレストラン4店は「ブルーリボン・スシ」「ノブ・ネクストドア」「スシ・セキ」「スシ・オブ・ガリ」。いずれも市内の高級人気店だった。
(ささききん・NY在住)
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