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(回答先: 赤福「まき直し」システム化 関係者が証言(中日新聞) 投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 10 月 20 日 08:41:34)
赤福の「残率」を会議で明示 無言のプレッシャーに(中日新聞)
2007年10月20日 夕刊
赤福(三重県伊勢市)の偽装販売問題で、同社は売れ残りを社内で「残(ざん)」と呼び、販売する店ごとの成績が「残率」として社内会議で示されていたことが二十日、関係者の話で分かった。同社上層部が商品流通の全容を把握していた疑いがあり、まき直しは会社ぐるみの可能性が高い。
赤福餅(もち)の消費期限は夏場が製造日の翌日、冬場が二日後。翌日そのまま売っても消費期限切れではないが、作りたてを売る社の伝統に反する。このため、当日の製造日が押印された商品しか売らなかった。まき直しを知らない二十四時間営業の委託販売店の店員が「午後十一時をすぎたら商品を下げてくれと言われた。とにかく日にち優先だった」と証言するほど徹底されていた。
売れ残りの返品は閉店後や翌朝の第一便の配達時に回収。本社工場や名古屋営業所などにおいてまき直し、製造日、消費期限を一日遅らせて作りたてに偽装し、午前中、よく売れる店に並べた。それでも売れ残ると焼却処分した。「残率」が会議で示されることについて、赤福の元従業員は「まき直しした商品をもう一度まき直すことはなかったので、いかに残を減らし、損をなくすかだった。『減らせ』と明確に命じられるわけではないが、残率を示されることで(現場には)無言のプレッシャーとなった」と言う。
返品を冷凍して再出荷していたことを認めた十八日の会見で浜田典保社長(45)は「現場に、もったいないという思いがあったのでは」と例外的な行為だったとし、組織的な関与を否定している。
◆東海3県の万寿や商品撤去
和菓子の老舗「赤福」が売れ残りの「赤福餠(もち)」を回収し、一部を「むきあん」として関連会社「和菓子の万寿や」で再利用した問題で、同社の商品を撤去する動きが広がっている。
東海三県四生協の仕入れを担当する「東海コープ事業連合」(名古屋市)は二十日からスーパー二十八店舗での販売と配達を見合わせた。すでに注文していた組合員には説明の文書を添えての配達を始めた。
品質管理担当者が十九日、三重県伊勢市内の工場に出向いて「和菓子の万寿や」の
浜田吉司社長と面談し、製造ラインも確認した。東海コープ事業連合の徳升孝司常務は「売れ残りのあんと知らなかったのかどうか、調査では経緯が明らかにならなかった。これでは組合員の信頼に応えられない」と話した。
三重県内に十九店を持つスーパー「ぎゅーとら」(伊勢市)も、まんじゅうなどの商品を売り場から撤去。「安全性が確認されるまでは自粛します」との文書を張り出した。
万寿やによると原材料とした使ったこしあんのうち、三割が赤福の「むきあん」で、商品は約五十品目に上り、主に東海、関西地方に出荷されている。
あんについては「売れ残りとは知らされず、消費期限内の正常な半製品と認識していた。今年一月以降は仕入れていない」と説明している。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007102002057895.html
(コメント)
「消費者不在」の”典型的事例”になってしまったということでしょうか。
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