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(回答先: アルコールも 投稿者 Sun Shine 日時 2007 年 5 月 19 日 08:27:36)
「AMERICAN COLLEGE HEALTH ASSOCIATION」発行のパンフレットには、色々な種類のものがあり、ADDICT(嗜癖)問題の根の深さを教えている。アルコール、AC(アダルト・チルドレン=アル中や麻薬中毒またはその他の機能不全家庭に育った子供達という意味)、麻薬、摂食障害、ギャンブル、セックスなどの嗜癖別のパンフレットのほかに、「どうやってアル中の友人を助けるか」というものもある。
ACのパンフレットにはこのようなことが書かれている。
もし、君がアルコール依存症の親を持つ子供なら、しばしば君は家族の中で慰め役や責任をとる役を引き受けて育ったことだろう。家庭内はいつも大きく波にゆれ、さながら君は小さな小船のようにアップ、あっぷしながら成長して来たことだろう。これらの家庭はすべての点において、全てか無かの機能しか働いておらず、財政的、社会的、感情的、そしてその他の点でしばしば困難な状態に陥っている。
すでに成人となったアルコール依存症の親を持つ子供達ですら、幼いときから身につけた家庭環境の影響を強く受けたまま、抜け出せないでいる。このようにな環境に育った人々をそうでない環境に育った人々と比較してみると、次のような事が言える。
◆アルコール依存症になる確率がそうでない人の4倍
◆他の薬物中毒にかかりやすい
◆摂食、ギャンブル、セックスなどその他の嗜癖障害に陥りやすい
◆アルコール依存症の配偶者を選ぶ確率がそうでない人の2倍
これらの子供達は、また次のような性癖を示す:
心配、あきらめ、怒り、抑鬱、罪悪感、羞恥心、病的なまでの他人をコントールしたいという欲望、他人への不信感、自信感の欠如など。これらの性癖は、君たち自身がアルコール依存症の親から自分自身を守るために、知らず知らずのうちに身につけたものなのだ。
君のほかの家族のメンバーたちは、君たちとは別のやり方でこのような家庭での折り合いをつける癖を身につけている。ただ多くの家族に見られるケースとして、最初はだれも家族の中にアルコール依存症の者がいるとは信じないことだ。「家族たちは、だれもそれを信じられないし、また信じようともしない」と、この分野の専門家は言っている。「それは、まるで大きな、粗大ゴミが応接間に横たわっていて、人々はそれをよけて歩いているようだ」
もし、君が自分の家の応接間には、大きな粗大ゴムが横たわっていると思うなら、それを片付けるべきだ。大学は、君にこの問題に対するより良い理解と解決策を与えよう。今、この機会を逃す手はない。自分自身のために、このチャンスを生かすべきだ。君たちは一人ではないのだ。
誰もが、皆、それぞれ大なり小なり家族の問題は抱えているが、君の抱えている問題は特に困難なものであるかもしれない。しかし、自助グループと大学のカウンセリング・サービスを利用することによって、それは解決されるだろう。
君は、キャンパス又はコミュニティーのカウンセラー、そして教会の牧師たちに相談することができるし、自助グループのアラノン、アラティーン、それにACAも利用できる。もし君が、自助グループに参加したいと思った場合は、ローカルの電話帳で調べてもよいし、下記のヘッドオフィスまで連絡してもよい。
(警告)
もし、君がアルコール依存症の親を持つ子供の場合、つぎの3つの事をよく覚えておくように:
1.君は、ひとりぼっちではないということ。約2800万人の人々が飲酒問題のある家庭で育つ。そして、全米の大学生のうち、約12−15パーセントがその家庭の出身者である。
2.君は、サバイバー(生き残り)であるということ。君は、君の家庭の中で、とても大切な生き残るための技術を身につけた。そして、他人の助言と知恵によって、この技術を君の人生をより良くするために、使うことができる。
3.君は、君の両親が問題飲酒をするからといって、君自身を責めてはいけない。この問題は、君が生まれるずっと前から生じたものであって、感情的に、精神的に、物理的に君のコントールの及ばない所にある。
*注:これはパンフレット[brochure]に書かれているものを私が訳したものである
American College Health Association
http://www.acha.org/
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