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(回答先: 米FRBの緊急利下げ、「バーナンキ・プット」の表れか [ワシントン 27日 ロイター] 投稿者 XL 日時 2008 年 1 月 29 日 23:25:08)
米国株式が大幅反発、追加利下げ観測で金融株に買い
2008年 01月 29日 07:35 JST
[ニューヨーク 28日 ロイター] 米国株式市場は大幅反発。弱い米住宅関連指標を受け今週の追加利下げ観測が一段と高まり、製造業や金融株などが買われた。ダウ工業株30種は176.72ドル(1.45%)高の1万2383.89ドル。
ナスダック総合指数は23.71ポイント(1.02%)高の2349.91。
S&P総合500種指数は23.35ポイント(1.75%)高の1353.96。
米商務省が28日発表した12月の新築1戸建て住宅販売統計が大幅な落ち込みとなったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)が29─30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、先の緊急利下げに続き再び大幅な利下げに踏み切る、との見方がさらに固まった。
住宅統計の弱さ自体は悪材料だが、追加利下げ見通しに加えて、議会で審議中の1500億ドル規模の景気対策を背景に、ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N: 株価, 企業情報, レポート)などのメーカー株や、ホブナニアン・エンタープライゼズ(HOV.N: 株価, 企業情報, レポート)などの住宅建設株に活発な買いが入った。
S&P金融株指数は2%上昇し、同指数の構成銘柄では値上がりと値下がりの割合が6対1だった。金融株は、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)関連の損失を理由に過去数カ月は売り込まれてきたが、このところは割安感から買う動きが出ている。
FRBは、株価が世界的に大幅に下げていた前週初めに、政策金利を75ベーシスポイント(bp)緊急に引き下げ、3.5%とした。
アラン・B・ランツ&アソシエーツのプレジデント、アラン・ランツ氏は「ベン・バーナンキ(FRB議長)が一段の措置に出る、との期待感が出ている」と話す。「前週行った75bpの利下げはよい動きだった。それに追加した措置があれば、一段とよい」としている。
この日は値動きの荒い展開だった。取引開始時点では伸び悩んでおり、引けにかけナスダックが一時マイナス圏に転じる場面もあった。
GEは2.1%高で、S&P500の構成銘柄では上昇率トップだった。キャタピラー(CAT.N: 株価, 企業情報, レポート)は3.5%高と、ダウで上昇率1位。
バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)は4.4%上昇した。ホブナニアン・エンタープライゼズは、20.44%急伸した。
住宅建設大手ビーザー・ホームズ(BZH.N: 株価, 企業情報, レポート)は22.2%高と大幅高。ダウ・ジョーンズ住宅建設株指数は5.9%の上昇。
この日発表された決算の内容はまちまち。マクドナルド(MCD.N: 株価, 企業情報, レポート)は、12月の米国内売上高が横ばいで5.6%安。液晶ガラス基板大手のコーニング(GLW.N: 株価, 企業情報, レポート)は、増益決算を好感し、3.3%上昇した。
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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30016220080128