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(回答先: NYダウは２時から急上昇 【Nevada】 投稿者 愚民党 日時 2008 年 1 月 10 日 09:16:19)
「為替」 米株式反発にドル堅調110.13円、欧州通貨は総じて軟調／ニューヨーク外国為替市場概況
1月10日7時35分配信 フィスコ
[ニューヨーク外国為替市場概況]
*07:32JST 「米株式反発にドル堅調110.13円、欧州通貨は総じて軟調」
【ロンドン市場概況】
9日のロンドン外為市場では、ドル・円は東京市場で買いが先行した後のポジショ
ン調整とみられる売りに109円64銭から109円13銭まで下落し、ユーロ・円も161円42
銭から160円55銭まで下落した。ユーロ・ポンドが0.7470レベルから0.7498レベルま
で上昇する動きに、ユーロ・ドルは1.4703ドルから1.4729ドルで小動きとなる一
方、ポンド・ドルは1.9714ドルから1.9618ドルまで下落した。ドル・スイスは
1.1119フランから1.1136フランで推移した。
【経済指標】
ユーロ圏・7-9月期GDP改定値：前期比+0.8％、前年比+2.7％（前期比予想、速報
+0.7％、前期+0.3％）
独・11月鉱工業生産指数：前月比-0.9％（予想+0.5％、10月+0.1％←-0.3％）
【要人発言】
温家宝首相
「中国、依然としてかなりのインフレ圧力に直面している」
「中国、生活必需品の価格安定のため一時的に介入する」
仏財務省
「フランス・イタリア・ドイツ・英国の財務相がパリで会合へ、日程は確認でき
ず」(イタリア紙は1/17と報道)
ハドリー米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)
「ホルムズ海峡で新たな危機発生すれば結果の責任はイランにある」
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円109円54銭、ユーロ・ドル1.4685ドル、ユーロ・円160円86銭、ポンド・ド
ル1.9614ドル、ドル・スイス1.1147フラン
【ニューヨーク市場概況】
9日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は欧州通貨の下落に伴うドル需要の高
まりや引けにかけた米株式市場の急反発を受けて109円14銭から110円13銭まで上昇
し、日中高値圏の110円02-08銭で取引を終えた。
ユーロ・ドルはポンド安に連れたユーロ売りに1.4693ドルから1.4639ドルまで下落
し、安値圏の1.4658-1.4662ドルで引けた。ユーロ・円は株価動向に連動し160円11
銭へ下落後161円42銭まで反発した。ポンド・ドルは英中銀が明日の金融政策委員会
で政策金利を0.25ポイント引き下げるとの観測を受けて1.9635ドルから1.9554ドル
まで下落し、ドル・スイスは“質への逃避”後退に伴うスイスフラン売りに1.1126
フランから1.1171フランまで上昇した。
【FF先物米金利変更織り込み率】
1月の利下げ確率：4.00％まで100％変わらず、3.75％まで74％←72％
3月の利下げ確率：3.75％まで100％変わらず、3.50％まで74％←72％
【シカゴVIX指数：株式投資家の恐怖心理の度合いを示す指数】
24.12←25.43、日中最大25.95（07年最大：8/16の37.50）
【原油市場】
原油相場は反落。先週の原油在庫が600万バレル以上取り崩され、8週連続の減少で
04年10月以来の低水準に落ち込んだことから強含む場面もみられたが、午後に入り
米国を初めとする主要国の景気鈍化による需要減少が懸念されて売りが優勢する展
開となった。本日は国際連合や世銀が相次いで08年の世界経済成長が鈍化するとの
見通しを示した。NY原油先物価格は97.80ドルまで上昇後に反落し、結局95.67ドル
（前日比-0.66ドル、-0.6％、年初来-0.3％）で取引を終えた。
【株式市場概況】
米株式相場は上昇。前日引けにかけて急落したことで、値頃感から朝方は上昇して
始まった。その後一時下落に転じたものの、バフェット氏の新保険会社が既存の債
券保証会社との提携や買収に言及したことをきっかけに、引けにかけて急反発する
展開となった。セクター別では、ほぼ全面高となり、特にテクノロジー・ハード機
器や銀行の上昇が目立った。昨日破綻観測などで急落した住宅ローン大手のカント
リー・ワイド・ファイナンシャル(CFC)は住宅ローンの債務不履行率が上昇している
ことを明らかにして続落。債券保証会社のMBIA(MBI)は減配を発表して一時大幅下落
となったものの、バフェット氏が設立した新保険会社の幹部が、既存の債券保証会
社との提携や資本注入の可能性を排除しないとコメントしたことで下げ幅を縮小し
た。一方でNYSEユーロネクスト(NYX)がアメリカン証券取引所の買収を検討している
ことが明らかにして上昇。またアップル（AAPL）はヨーロッパでiTunesでの音楽販
売価格を引き下げることを発表して4.7％高となった。ダウ構成銘柄では強気の業績
予想を示したデュポン(DD)が上昇。結局ダウは146.24ドル高の12735.31、ナスダッ
クは34.04ポイント高の2474.55で取引を終了した。マーケット終了後にアルミ大手
のアルコア(AA)がダウ銘柄の先陣を切って第4四半期決算を発表。一株利益は0.36ド
ルと事前予想を上回り、時間外取引で上昇して推移している。
【通貨オプション】
ドル・円オプション市場では、下値警戒感の後退を受けて買いが一服し、1ヶ月物
変動率は12.25％から12.10％（最近の高値8/17＝23％、99年来の高水準）、3ヶ月物
は11.275％から11.175％(8/17＝15.25％、2000年来の高水準)、6ヶ月物は10.375％
から10.325％(8/17＝15.25％、2000年来の高水準)へそれぞれ低下、1年物は、
9.600％（8/17＝13.80％、2000年来の高水準）で変わらずとなっている。
リスクリバーサルでは、投資家の中長期円先高観に基づいた下値ヘッジ目的の中長
期円コール買いが強く、25デルタ円コールオプション1ヶ月物は3.100％
（8/17=+6.5、2003年10月）で変わらずだが、3ヶ月物は3.500％から3.600％、6ヶ月
物は3.830％から4.025％、1年物は4.15％から4.275％へそれぞれ拡大した。
【経済指標】
米・週次MBA住宅ローン申請指数：前週比+32.2％（前回-11.6％）
米・週次在庫統計（1/4時点）
原油在庫：前週比-674万バレル（予想-210万バレル、前回-406万バレル）
ガソリン在庫：同比+522万バレル（予想+160万バレル、前回+199万バレル）
留出油在庫：同比+152万バレル（予想+100万バレル、前回+57万バレル）
製油所稼働率：91.3％（予想89.5％、前回89.4％）
【要人発言】
米連邦準備理事会（FRB）
「バーナンキFRB議長が17日（木）に下院予算委員会で米経済について証言」
プール米セントルイス連銀総裁（投票権無）
「住宅市場の不振が景気後退をもたらすとの見通しは時期尚早」
「金融市場の混乱が落ち着くまでにはしばらく時間がかかる」
「米経済のファンダメンタルズは引き続き強い」
「連銀は、景気後退とインフレのリスクを監視」
「健全なドルが米国の利益にかなう」
「米国が景気後退入りの明白は証拠無し」
「米国が景気後退するかどうかはわからない」
「経済には様々な見通しがある」
「海外資本の米債券保有は懸念せず」
「景気後退リスクは、懸念にあたる高さ」
シュタインブリュック独財務相
「07年と同じ経済成長ペースにはならないだろう」
「08年の成長率見通しを下方修正する可能性がある」
【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場： （始値） （高値） （安値） （終値）
ドル・円 109.59 110.13 109.13 110.06
ユーロ・ドル 1.4730 1.4729 1.4639 1.4659
ユーロ・円 161.43 161.50 160.11 161.34
ドル・スイス 1.1122 1.1173 1.1119 1.1168
ポンド・ドル 1.9713 1.9716 1.9554 1.9585
株式市場：
NYダウ 12590.21 12738.64 12501.76 12735.31
ナスダック 2441.16 2474.55 2407.39 2474.55
債券市場： （始値） （終値）
米国債 2年物 2.677 2.721
米国債10年物 3.782 3.823
米国債30年物 4.310 4.342
先物市場：
NY金先物 880.5 884.0 874.0 881.7
NY原油先物 96.17 97.80 95.60 95.67
シカゴ日経平均先物 14520 14620 14450 14610
最終更新:1月10日7時35分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080110-00000002-fis-brf
- 「新自由主義」と「グローバリズム」のもとでの21世紀型の金融危機 【前進】 愚民党 2008/1/10 10:17:08
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