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2007年 11月 6日 01:51 JST
[ニューヨーク 5日 ロイター] 米債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)のビル・グロース最高投資責任者(CIO)は5日、サブプライム(信用度の低い借り手向け)住宅ローンの問題を受けた住宅価格の大幅な下落を回避するために、米連邦準備理事会(FRB)は利下げを余儀なくされるとの見方を示した。
グロース氏はCNBCテレビで「サブプライム、オルトA、その他基本的に価値のない住宅ローンは1兆ドルに上る」と述べた。そのうえで、2500億ドルのサブプライムおよびオルトA住宅ローンが焦げ付き、メリルリンチ(MER.N: 株価, 企業情報, レポート)やシティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)などの金融機関のバランスシートを圧迫するとの見通しを示した。
また、住宅ローン市場の問題は、変動金利であるサブプライムやオルトAローンの金利が急上昇していることだと指摘。
住宅所有者の毎月のローン返済という点では、痛みが現れ始めたばかりだとし「債務不履行や延滞は2008年にかけて増えるだろう」と話した。
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http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPnJT806068920071105