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(回答先: 米国株式市場・寄り付き=大幅反落、金融セクターの損失めぐる懸念で [ロイター] 投稿者 XL 日時 2007 年 11 月 06 日 10:16:36)
[ワシントン 5日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のミシュキン理事は5日、金融市場の混乱による米経済への打撃を予防するためにFRBは2度の利下げで積極的に行動したが、緩和が行き過ぎた場合も同じく迅速に行動する用意があるとの考えを示した。
同理事は、リスク管理に関する会議での講演原稿で「特に経済が悪化するリスクが非常に現実的な状況では、中央銀行は一定の保険を掛け、先手を打つことを望むかもしれない」と述べた。
そのうえで「マクロ経済的リスクの低減を追求するなかで、仮に、行き過ぎて政策を過剰に緩和した場合、当局者はインフレ圧力が脅威となる前に、迅速に緩和の少なくとも一部を修正することに前向きであるべきだ」との見解を示した。
今夏の金融市場の混乱については、緩和したが、ひっ迫は尾を引いており、市場は完全に回復していないと述べた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が9月に0.50%ポイント、前週0.25%ポイント政策金利を引き下げたことについては、金融市場の混乱が経済全般へ波及することの予防が目的だったと指摘。直近の利下げは明白な選択ではなかったが、万が一インフレが上昇し始めた場合は修正可能であることが担保となったとした。
「FOMCはおそらく一段の明確さを待ち、前週は金利を据え置くこともできただろうが、何もしないことの潜在的代償は利益を凌ぐと考える。緩和が不必要だったとみられるような場合は、それを修正できるのでなおさらだ」との見解を示した。
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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-28723120071105