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(回答先: 林彪 【中国近代史研究 】 投稿者 愚民党 日時 2007 年 10 月 23 日 23:25:13)
http://www10.plala.or.jp/shosuzki/chronology/world/world.htm
アジア・アフリカおよび世界年表
1999年9月
本気でベトナム年表を作ったら,たちまちひとつのファイルが埋まるでしょう.中国も同じです.中東もひとつのファイルで足りなくなるくらいの情報がありそうです.1945年から東欧崩壊までの社会主義諸国年表も相当なものとなるでしょう.しかし私はラテンアメリカに専念すべきでしょう.
87 フランス,インドシナ連邦を発足させる.
99 南アフリカでボーア戦争勃発.
99 中国で義和団事件発生.
1900年
00 義和団後の辛丑条約によって中国の半植民地化がいっそう進む.
1910年
11 孫文ら,武昌で蜂起.辛亥革命開始.
1912年
1 南京で中華民国臨時政府発足.孫文が初代大統領に就任.
2 袁世凱,宣統帝を退位に追いこみ,みずから大統領を称する.清王朝滅亡.
1917年
9.10 孫文,広州に臨時政府を樹立.
1918年
1920 インドネシア共産党,アジア初の共産党として成立.
1921 中国共産党成立.初代委員長に陳独秀.
1921 モンゴルで社会主義政権成立.
1925 孫文死去.蒋介石らが広東に臨時政府樹立.翌年北伐を開始.
1928 蒋介石,全土統一を達成.
1931 毛沢東が瑞金で「中華ソビエト共和国」樹立.
1935 中国共産党,長征の後,延安に臨時政府を樹立.
第二次世界大戦
1939年
9.01 ドイツ軍,第一次大戦で失った領土の返還を求めポーランド侵攻開始.第二次世界大戦勃発.
9.03 英国とフランス,ドイツに宣戦布告.ルーズベルトは戦争不介入を宣言.
9.17 ソ連,ポーランド東部に侵入.ドイツとポーランドを分け合う.ポーランドは三国分割に続き二度目の祖国消失.
9.28 独ソ,不可侵条約をさらに強化.国境・友好条約締結.
10.03 パナマ宣言が締結される.
10.19 英・仏・トルコの三国相互援助協定がアンカラで締結される.
11.01 ポーランド回廊,ポズナニ,高地シュレジエンなど,第一次大戦全の旧ドイツ領がドイツに併合される.
11.04 「1939年中立法」が米議会で成立.
11.03 ソ連,占領したポーランド領地を白ロシアおよびウクライナに併合.
11.11 ソ連=エストニア相互援助協定が,モスクワで締結される.ソ連軍の軍事基地設置が認められる.ラトビア,リトアニアとも同様の条約が締結される.
11.21 ドイツ=スロバキア条約締結.1920,1924,1938年にポーランドに割譲された領土225平方マイルの返還が決まる.
11.30 ソ連軍,フィンランドへの侵攻開始.
12.10 国際連盟,ソ連を除名.
1940年
3.12 ソビエト-フィンランド平和条約,モスクワで締結される.
4.08 英仏両国,鉱石のドイツ向け輸出を阻止するため,ノルウエーの三海域を機雷封鎖したと発表.
4.9 ドイツ軍,デンマークに侵攻.
4.13 たちまちにしてデンマークを併合したドイツは,さらに海を渡りノルウェーに侵攻.
5.10 ドイツがオランダ,ベルギー,ルクセンブルグに侵攻.
5.10 チェンバレン首相は辞任.ウィンストン・チャーチルが後継首相に就任.
5.10 英国,アイスランド(当時デンマーク領)を占領.
5.15 オランダ軍,ドイツ軍に対し降伏.
5.28 ベルギー軍,降伏.
6.09 ノルウェー軍司令部,戦闘行為の中止を指令.ドイツ軍に降伏.
6.10 イタリア,英国とフランスに対し宣戦布告.
6.14 パリ陥落.フランス第3共和制崩壊.ナチスはビシー政府とのあいだに休戦条約締結.
6.15 ソビエト軍,リトワニアに侵攻開始.二日後にバルト三国は事実上の併合に同意.
6.22 フランス=ドイツ休戦協定成立.ペタン元帥を首班とするビシー政権が創設される.
6.27 ルーマニア,ベッサラビア地方をソ連に割譲することに合意.
6.28 英国,ドゴールの亡命政権を承認.
8.10 ドイツ軍,ロンドンに連日空爆.
9.02 米国,駆逐艦50隻を英国に貸与.
9.22 仏領インドシナの日本への割譲に関する合意が成立.
9.23 日本軍,フランス領北ベトナムへ進駐.
8.3 ソ連,バルト3国へ侵攻.25日に各国のソ連編入を承認させる.
9.27 独・伊・日三国同盟条約がベルリンで締結.ハンガリー,ルーマニア,スロバキア,ブルガリアもこれに加わる.
10.28 イタリア,ギリシャへの攻撃を開始.
11.26 ベルギー領コンゴの総督,イタリアに宣戦布告.
11.30 日本と王精衛政権,南京条約に調印.
1941年
1.12 北アフリカ戦線が本格化.
3.01 ブルガリアとユーゴスラビア,三国枢軸協定に調印.ただちにドイツ軍が進駐.
3.27 ユーゴで軍内反枢軸派によるクーデター発生.
4.06 ヒトラー,ユーゴに宣戦布告.ドイツ軍,ユーゴ,ギリシャを相次いで制圧.
4.13 日ソ中立条約締結.有効期間は5年間.
5.20 米艦ロビン・ムーア,大西洋上でドイツ潜水艦により撃沈.ルーズベルトは無期限の国家非常事態を宣言.
6.08 英軍と自由フランス軍,仏領レバノンとシリアで活動を開始.
6.16 米政府,ドイツ領事の国外退去を求める.
6.19 ドイツ,イタリアは,米国の領事スタッフに国外退去を求める.
6.22 ナチス,不可侵条約を破棄しソ連侵攻開始(バルバロッサ)作戦.ルーマニアもベッサラビア奪回作戦を開始.米国・英国はソ連に対する援助を決定.
6.26 フィンランド,ソ連に対し宣戦布告.
7.01 米国,アイスランドとの防衛協定に調印.
7.12 英国=ソ連相互援助協定が調印される.
8.02 米国とソ連,経済援助協定に調印.
8.12 英国とソ連が共同声明.欧州諸国がトルコへの攻撃を開始すればトルコを支援すると述べる.
8.14 ルーズベルトとチャーチル,大西洋憲章発表.大戦後の世界体制のあり方を示す。ここで示された集団安全保障の思想が、国際連合結成時の原則となる.
9.8 レニングラード包囲戦開始.
11.17 米議会両院,1939年の中立法令の項2,3,6を無効にする合同決議.
11.24 米国,オランダとブラジルの承認を得てスリナムを占領.
12.7 ドイツ軍,モスクワ制圧に失敗.いったん作戦を停止する.
12.8 真珠湾作戦.日本と米国とのあいだで開戦.
12.11 ドイツとイタリア,米国に対し宣戦布告.
1942年
1.20 ナチス,ユダヤ人の大量虐殺を開始.
9.13 スターリングラードの決戦始まる.
1943年
1.16 ガダルカナルの決戦.日本の惨敗に終わる.日本軍主力,ガダルカナルを撤退.
2.02 極寒の中3カ月におよんだスターリングラード決戦.ドイツ軍の敗北に終わる.ソ連軍は大規模な反攻を開始.
4.12 ポーランドのカチンの森で大量の将兵の死体を発見.後にソ連軍の虐殺と判明
5.12 北アフリカに進駐した独・伊軍,砂漠での戦いに敗れチュニジアで降伏.
5.15 コミンテルン,解散を決定.
7.10 連合軍,シシリアに上陸.
7.24 連合軍,ハンブルグに大規模な爆撃.
7.25 ムッソリーニが捕らえられ,バドリオ政権が発足.
8.17 連合軍,シチリア全土を解放.
9.3 連合軍,イタリア本土に上陸.ドイツ軍,イタリアでの反撃に失敗.
9.8 イタリアは無条件降服.
9.10 ドイツ軍,ローマを占領し反撃に移る.
10.03 ソ連軍,ドニエプル河を渡り,ルーマニアに進出.
11.06 ソ連軍,キエフを解放.
11.26 ベルリンに対して最初の空爆.
11.28 ルーズベルト,チャーチル,蒋介石がカイロで会談.ルーズベルトとチャーチルは引き続きテヘランに移りスターリンと会談.戦後処理について検討.
1944年
1.6 ソ連軍,ポーランド国境を越える.ドイツ軍はレニングラード包囲を解き撤退.
6.3 ドゴール,フランス人民共和国臨時政府樹立を宣言.
6.04 連合軍,ローマ入城.
6.06 「ザ・ロンゲスト・デー」 ノルマンジー大作戦開始.
7.20 ヒトラー暗殺未遂事件発生.
7.22 ブレトン・ウッヅ会議で戦後復興に関する協定成立,国際通貨基金、国際復興開発銀行、国際貿易機構の設置で合意。米国はドルを唯一の基軸通貨とさせることに成功.
8.1 ワルシャワ蜂起.2ヶ月にわたる抵抗の末,失敗に終わる.
8.21 ダンバートン・オークス会議が開催される.
8.23 フランスでレジスタンス組織の一斉蜂起.
8.25 連合軍,パリを解放.ルーマニアとブルガリアでも親独政権が崩壊.
9.8 無人ジェット機V−1が英国を空襲.
9.28 ソ連軍,チェコ領内に進出.
12.16 ドイツ軍,アルデンヌで最後の反撃に出る.
1945年
1.12 ソ連軍,ポーランド全土で大攻勢開始.17日にはワルシャワ解放.
1.26 ソ連軍,アウシュビッツとビルケナウの収容所を解放.ドイツ軍が収容者をドイツ国内に連れ出したため,この時点でほとんど生存者はいなかった.
2.4 チャーチル,スターリン,ルーズベルトによるヤルタ会談開催.
2.13 連合軍,ライン河を渡りドイツ領内に入る.
2.15 連合軍,ドレスデンに爆撃.ドレスデンの町は廃墟と化す.
2.20 ソ連軍,ドイツ領内に進出.
4.1 米軍,沖縄に上陸,制圧作戦を開始.
4.12 ローズヴェルト大統領死去.トルーマン副大統領が昇格.
4.13 ソ連軍,ウィ−ンを解放.
4.16 ソ連軍,ベルリン総攻撃を開始.
4.25 サンフランシスコで国連設立総会開催.
4.26 ソ連軍と連合軍がエルベ川で合流.
4.28 ムッソリーニ,処刑される.
4.30 ヒットラー,愛人エバ・ブラウンとともに自殺.
5.2 ベルリン,ソ連軍により陥落.
5.8 ドイツ,無条件降伏.
6.5 米英仏ソ,ドイツ占領地区を四つに分ける管理協定に調印ドイツ管理委員会設置.
6.18 トルーマン,最高決定会議で日本本土上陸作戦承認.
6.28 コミンフォルム,ユーゴスラビアの追放を決議.
8.15 日本,ポツダム宣言受諾無条件降服.第二次世界大戦終結.この時点で米国は世界の工業生産の54%、世界の輸出の33%、世界の金・外貨準備の54%を占める.
8.17 インドネシア,オランダからの独立を宣言.
9.02 ベトナム革命成立.ベトナム民主共和国独立宣言.
10.24 国際連合発足.
10月 ラオス、臨時政府を樹立し独立を宣言。
11.20 ニュルンベルグでナチスに対する軍事裁判開始.
12月 国際復興開発銀行(IBRD)が発足。同時にスタートする予定だった国際貿易機構(ITO)は結局流産.
45 フランスで終戦後初の総選挙。共産党が第一党、社会党が第二党となる。政府は石炭、航空、電気、ガス、フランス銀行などを国有化。
1946年
3.6 ハノイでホー=サントニー協定調印.フランスはベトナム民主共和国を連合内の自由な国家として承認.
3.5 チャーチル,米国のフルトンで「鉄のカーテン」を訴える演説.
4 ソ連,満州とイランから撤退.
7月 中国国民党と共産党による本格的な内戦が開始される。
10 米国,ギリシャへの干渉開始.
11月 フランス,インドシナへの再進駐を開始.ベトナム独立派、フランスとの武装闘争に入る。インドシナ戦争開始.
12.19 ラオスでも、フランス軍が支配を復活。独立派とのあいだで武装闘争が始まる。
1947年
3.12 トルーマン大統領,冷戦状態宣言(トルーマン・ドクトリン).バーンズ国務長官を更迭し,マーシャルを指名.
5.15 米議会,総額4億ドルのギリシャ・トルコ援助,共産主義封じ込め政策を採択.
6.5 マーシャル米国務長官,ヨーロッパでの共産主義封じ込めを狙う「マーシャル・プラン」発表.
7.12 欧州経済復興会議開催CEEC設立で合意.欧州側は復興資金として193億ドルを要請.
8月 インド独立。前日にパキスタンも独立を宣言。1500万人が国を移り、この途中20万〜50万人が虐殺される。
10.5 コミンテルンに代わる国際共産主義運動の指導部としてコミンフォルム設置.
10.10 中国共産党、「人民解放軍宣言」を発表。民主連合政府の樹立を国民に呼びかける.
11.29 国連総会,パレスティナの委任統治を廃止し,ユダヤ,アラブ両民族への領土分割を決定.
47年 フランス、イタリアで、マーシャルプランの導入と引き換えに共産党員閣僚の追放が行われる。
1948年
4 パリで第4インターの第2回世界大会開催.パブロ書記(ギリシア人,本名ミハエリス・ラプチス)が基調報告.反帝を反スタより優先させる従来の立場を確認.大衆党の建設をうたう.
3.14 パレスチナ英委任統治終了,英軍,パレスチナから撤退.これに伴いユダヤ人は独立国家「イスラエル」の建国を宣言.デビッド・ベングリオンを首相に選出.
5.14 アラブ諸国はイスラエル建国に反発し第一次中東戦争となる.米英の支援を受けたイスラエルは,半年あまりの闘いで,旧パレスチナ地域のほとんどを確保することに成功.49年に国連の仲介で停戦.
5.28 南アフリカでアパルトヘイト推進派が政権を掌握.先住民をゲットーに押し込む.
6.24 ソ連,西ベルリンの交通を遮断ベルリンへの陸路は完全封鎖される.米国はただちにベルリン空輸開始.
6.28 コミンフォルム,ユーゴスラビア追放を決議.
9月 朝鮮民主主義人民共和国の樹立が宣言される。
48年 流産した国際貿易機構(ITO)にかわり、GATTがスタート.
1949年
1.25 コメコン設立.
4.4 NATO条約に12か国が調印.北大西洋条約機構が結成される.
9.7 ドイツ連邦共和国(西独)成立.
9.23 ソ連,原爆実験に成功.
10.1 中国革命成功.中華人民共和国成立.
12.16 毛沢東中国主席,ソ連を訪問.スターリンとの会談開始.
1950年
6.25 北朝鮮軍,38度線を突破.朝鮮戦争開始.トルーマン,米軍の韓国軍援助を指令.第7艦隊を台湾に派遣.ほか在比米軍強化と対比援助強化・インドシナ仏軍援助強化などを指令.
7.7 国連安保理,国連軍の創設決議を採択.ソ連は拒否権を行使せず.
9.13 国連軍,仁川に奇襲上陸.北朝鮮軍を南北に分断.
10.1 国連軍,38度線を突破.さらに北方に進出.
1951年
4.11 マッカーサー,国連軍最高司令官を解任される.
8 パリで4トロの第三回大会開催.再度加入戦術を提起.LAに対する特別決議を採択し,モンテビデオにLAビューローを設置.ポサダスが担当となる.
9.8 対日講和条約(サンフランシスコ講和条約)・日米安全保障条約調印.
51 米・豪・ニュージーランド三国による太平洋安全保障条約(ANZUS)が締結される。
51 ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC)が発足。加盟国はフランス、西ドイツ、ベネルックス三国とイタリア。ヨーロッパ共同体の母体となる。
1952年
11.1 米国,水爆実験に成功.
11.4 米大統領選挙,アイゼンハワー当選.
1953年
3.5 スターリン,死去.マレンコフが首相に就任.
7.27 板門店で朝鮮休戦協定調印.
8.8 ソ連,水爆をすでに保有と発表.
9.12 ニキータ・フルシチョフが共産党第一書記に就任.モロトフ,ベリヤらスターリンの後継者は排除される.
12 4トロ国際執行委員会,潜り込み戦術を批判し,独自の労働者党建設を主張するSWPのキャノンらを排除.ラテンアメリカ諸国のトロツキストは書記局派のパブロを支持.
53年 アレン・ダレス,三代目のCIA長官に就任.兄のJ.F.ダレス国務長官と結んでCIAの機構を一気に強化.
53年 カンボジア、自治領からカンボジア王国として完全独立。
1954年
5.7 デイエンビエンフー基地(司令官ド・カストリ准将)の2ヶ月にわたる争奪戦.ボー・グエン・ザップ将軍率いるヴエトナム軍がフランス軍を壊滅させる.ホー・チ・ミンはヴェトナム共和国の成立を宣言.
6.28 周恩来,インドを訪問しネルーと会談.平和5原則(領土・主権の相互尊重、相互不可侵、内政不干渉、平等・互恵、平和共存)を確認.
7.21 ジュネーブ協定調印.
7月 ジュネーブ協定締結。インドシナ休戦条約成立.ベトナムの独立が認められる。しかし17度線で南北に分割され、南は米国の支配下に置かれる。米国とベトナム国は協定に調印せず.
9.08 ベトナムの勝利に対抗して東南アジア集団防衛条約調印,SEATO結成.実際に参加した東南アジア諸国はタイとフィリピンのみ。
12.28 ボゴールで東南アジア五カ国首脳会議.アジア・アフリカ会議開催を決定.
54年 アルジェリア民族解放戦線の指揮下に武装闘争が開始.
1955年
2.8 マレンコフ首相辞任.後任にブルガーニン.スターリン派は追放され,フルシチョフの権力掌握が完了.
4 第1回アジア諸国会議,15ヵ国が参加してニューデリーで開催.平和五原則の支持,インドシナ休戦条約の完全実施,台湾,ゴア,西イリアン,沖縄の祖国復帰,中国の国連における代表権の回復などを決議.
4.18 ひきつづきバンドンにおいて29ヵ国首脳によるアジア・アフリカ諸国首脳会議開催.バンドン十原則を採択
5 ワルシャワ条約が締結.統一指令部設置議定書調印.ソ連を盟主とするワルシャワ条約機構軍が組織され,NATOと対峙する.
8 ジュネーブ会議開催.ソ連をふくむ4大国指導者が会談.雪解けの始まりとなる.ソ連はマレンコフに次いでモロトフ外相も解任.フルシチョフが全権を獲得.
9.09 アデナウアー西独首相,ソ連を訪問.国交を樹立.
10.26 南ベトナムにゴ・ディン・ジエム政権成立.ベトナム共和国を宣言.
55 イラクを軸に,中東条約機構(METO)が発足。バグダッド条約機構とも呼ばれる。
1956年
2.25 ソ連共産党20回大会,平和共存政策を提起する.フルシチョフが4時間にわたりスターリンを非難する秘密報告.このあと1年間で800万人が強制収容所から釈放され,数千の元共産党員が名誉を回復される.
4.17 コミンフォルム解散.
7.26 ナセル,米英両国のアスワン・ハイ・ダム建設援助の撤回に対抗し,スエズ運河国有化を宣言.
10.31 英軍,スエズ運河の奪回をねらい侵攻作戦.フランス,イスラエル軍もこれに参加.スエズ動乱(第二次中東戦争)勃発.
11.1 ブタペストの学生が,ソ連の支配に反対し社会の解放を要求してデモ.その後言論の自由と公正な選挙を要求する反乱に発展.ソ連はこれを戦車で圧殺.チト−はソ連の東欧政策を厳しく批判.
11.6 米国は国連総会で英国の国連憲章違反を非難.軍の撤退を要求.米国およびソ連の強硬姿勢を前に作戦は中断.エジプトは戦争には負けるが,運河国有化に成功.
56年 西ドイツ、共産党の活動を禁止。
1957年
1.7 フランス,アルジェリアの独立運動に対し弾圧を強化.独立運動はこれを機に本格化.
3.6 アフリカ独立ブームのトップを切ってガーナが独立.エンクルマが首相に就任.
8.26 ソ連,世界初のICBM実験に成功.
10.04 ソ連,人工衛星スプートニク1号うちあげに成功.翌月には2号打ち上げにも成功.
10.26 マレンコフ,モロトフに続き,祖国大戦争の英雄ジューコフ国防相も解任される.
11.22 ロシア革命40周年.フルシチョフ,毛沢東はじめ社会主義12か国要人が結集.モスクワ宣言を発表し,団結と戦略上の優位を誇示する.毛沢東は「東風が西風を圧する」と演説.
12 アジア・アフリカ諸国人民連帯会議,カイロにおいて開催.サダトが基調報告.反帝・反植民地主義の性格が鮮明になる.カイロにAA人民連帯常設事務局を設置.
57年 ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体を母体にヨーロッパ経済共同体(EEC)とヨーロッパ原子力共同体(EURATOM)が発足。
1958年
3.27 ブルガーニン首相辞任.フルシチョフ書記が兼任.
5.23 毛沢東,「大躍進」を指示.農民を2万3千の人民公社に編成し,農業改善を目指す.この失敗により飢饉が襲来.2千万人以上が餓死したといわれる.
6.1 ドゴール,政権に復帰.アルジェリア問題の打開を目指す.
9 ドゴール,アルジェリア放棄を決断.アルジェリア共和国臨時政府成立.
58年 米国,レバノンに海兵隊を派遣.進歩的政権の誕生を阻止.
1959年
3.12 チベット,中国からの独立を宣言.中国軍により暴動は鎮圧され,ダライラマはインドに亡命.
4.15 ダレス国務長官,病気のため辞任.
6.20 ソ連,中国とのあいだの国防新技術(核兵器)に関する協定を破棄.中国への原爆製造技術伝達を拒否.中ソ対立の契機となる.
8.25 インド国境まで進出した中国軍に対し,インド軍が迎撃.タス通信は,「中印紛争は遺憾」と表明.その直後に対印借款協定に調印.
9.25 フルシチョフ,国連総会出席のため初の訪米.キャンプ・デービッドでアイクとフルシチョフの会談.「平和共存」路線をうたいあげる.
9.30 フルシチョフ,米国訪問の後中国を訪問.共同コミュニケは発表されず.平和共存をめぐり中ソ論争激化.
59年 イラク、中東条約機構から脱退。中東条約機構は中央条約機構(CENTO)と改称。
1960年
4 ギニアのコナクリで第2回AA人民連帯会議開催.50ヵ国60団体が参加.アフリカ独立運動の影響を受け新植民地主義との闘争を強く打ち出す
5 李承晩政権,大衆蜂起により打倒
5 パワーズの操縦するU2機,ソ連上空で撃墜される.
6 安保闘争,空前のもりあがり.
6.4 ウィーンで米ソ首脳会談.フルシチョフは年内に東独と平和条約を結ぶと声明.
7.1 コンゴ,ルムンバの指導により独立.このほかアフリカ17ヵ国が一斉に独立,アフリカ黄金の年とよばれる.コンゴ独立直後,軍内部で黒人兵のベルギー人将校に対する反乱が発生.ベルギーは白人保護を名目に軍事介入するとともに,カタンガ州のモイセ・ツォンベを助けて分離・独立を宣言させる.
8.13 ベルリンの壁の建設が開始される.月末までに総延長150キロの壁が完成.米軍は千5百名を西ベルリンに増派.毎日数千人が東から西に亡命.
8.30 ソ連,三年間の自発的核実験停止を破り実験再開.
9.05 ルムンバ,カサブブ大統領のクーデターにより首相の地位を追われる.これにかわりモブツ参謀総長が国防相に就任,権力を掌握.
9 バグダードで石油輸出国機構(OPEC)設立総会.国際石油資本の原油価格操作に反発し価格決定に対する関与を要求.
1961年
1 スイスで第4インター第6回大会開催.獄中のパブロに代わりリヴィオ・マイタンを国際書記に指名.プロレタリア派が主導権を確保.民族解放は労農政府によってのみ実現されるとし労農ソヴェートの樹立をうたうヨーロッパの伝統的トロツキズムが,民族解放闘争に固有の役割や性格があると主張するラテンアメリカ諸国の「民族派」に勝利.民族派の立場に立ったベルギーのマンデルらは指導部を外れる.
1.17 ケネディ,米大統領に就任.アイゼンハワー,お別れ演説で「軍産複合体」の強化に警告.
1.17 ルムンバ,モブツにより逮捕.カタンガ州に移送され,チョンベの手により虐殺される.
1.29 ケネディ,「一般教書」でさらなる軍拡を要求.
2.13 ルムンバ殺害の報が確認される.ソ連は紛争介入も辞さずと警告.
2 アンゴラ解放人民同盟(MPLA),武装闘争を開始.
3.9 ラオスでパテトラオが全土制圧の勢い.米国は干渉計画の検討を開始.
4.12 ソ連最初の有人人工衛星ボストーク1号,ガガーリン大佐を乗せ地球を一周.
4 AA人民連帯機構第4回理事会,新植民地主義について規定.「新植民地主義とは,帝国主義,とくに米国帝国主義の新しい形態であり,新興国の独立を形式的に承認しながら,政治的・経済的・社会的・軍事的・技術的に間接巧妙な支配形態によってこれらの国を犠牲に供し,かくして新たに独立を獲得し,あるいは独立を獲得しようとしているアフリカ諸国に対する多大の脅威となっている」
5.1 ベトナム労働党機関紙,南ベトナム解放戦線が「年末までに全土を制圧出来るだろう」と声明.
5.15 韓国で軍事クーデター.朴正熙が実権を掌握.
9.1 第1回非同盟諸国首脳会議(ベオグラード).25ヵ国が参加.
9.18 ハマーショルド国連事務総長,コンゴで墜落死.
10 4トロLAビューローに属する8支部,担当書記局員フアン・ポサダスのイニシアチブの下にLA協議会を開催.@LAにおいて臨時世界大会の開催,Aヨーロッパ中心思考をやめ民族系トロツキストの重視,B4トロ書記局の構成をLA優位とすることを要求.ポサダスの主張はいわば「原理派」とも呼べるもので「主要な目標を反戦闘争におくことや,現在の世界情勢の中で戦争を避けることが出来るという幻想を発展させるようないっさいの展望は,大衆の武装解除,階級敵の前での屈伏に結びつくだけである.われわれは,戦争が人類の破滅を意味するとは考えず,帝国主義および資本主義の破滅を意味すると考える.…このような展望の中で全世界的な革命的大衆動員によって,帝国主義戦争のもっとも急速な敗北を導く展望でもってわれわれ自身と大衆を準備しなければならない」と主張.
12.14 ケネディ,ベトナムへの米支援部隊投入を公表.
61年 アルジェリアのフランツ・ファノン(マルチニク島出身),「第三世界論」を提唱
1962年
2.8 ポサダス,国際書記局派に最後通牒.4トロの指導と第7回世界大会開催を宣言.
7.3 臨時政府とフランスの間にエビアン協定が成立.アルジェリア独立.4トロ・パブロ派はFLNに潜入し勢力を拡大.
10.20 中印国境紛争.中国は大兵力を送りインド軍を撃破.ネルーは反米主義者のクリシュナ・メノン国防相を解任し,米国に支持と同情を求める.
11.06 国連総会,除名警告を含む南アフリカに対する制裁決議案を採択.日本は決議に反対.
1963年
1.2 アブバグのたたかい.解放戦線が南ベトナム政府軍を撃滅.
6 ケネディ,第二次ベルリン危機の後,西ベルリンを訪問.大歓迎を受ける.このころから西欧各国を頭越しにしたフルシチョフとの直接外交路線がかたまる.
8.5 米英ソ,「部分核実験停止条約」調印.
8 ワシントン大行進.米国で公民権運動高揚.
8 南ベトナムで仏教徒による反政府行動強まる.ゴ・ジン・ヌー指揮下の特殊部隊は仏教寺院をあいついで焼打ち.ケネディは親シエムのCIA現地主任を召還.ジエムにヌー兄弟との絶縁を迫るが,ジエムは拒否.
9.6 部分核停条約をめぐる中ソ会談,物別れに終わる.人民日報・紅旗編集部,「ソ連共産党指導部とわれわれとの意見の相違の由来と発展」発表.中ソ公開論争の開始.
11.1 南ベトナムでクーデター.ゴ・ジンジエム大統領とゴ・ジン・ニュー顧問が殺害される.米国はただちに新政権を承認.
11.22 ケネディ,ダラスで暗殺.
1964年
3 ポサダス派,4トロ第7回世界大会を開催.ラテンアメリカから8支部が参加.
5.31 PNC(パレスチナ民族評議会),パレスチナ国民憲章を採択.軍事組織としてPLOが発足.
8.2 トンキン湾「事件」発生.米駆逐艦マドックス号が公海上で攻撃を受けたと発表されるが,後にでっちあげであることが判明.米議会,ベトナム政策を大統領に一任.
9.7 ジョンソン,北爆開始を決定.
9 モザンビークのFRELIMO,武装闘争を開始.ソ連・中国と等距離路線をとる.
9 ルムンバの同志ガストン・スミアロ,武装蜂起軍を指揮してスタンレービルを占拠.人民革命政府を樹立.
10.15 フルシチョフ首相兼第一書記が解任される.後任の第一書記にブレジネフ,首相にコスイギン.
10.16 中国,核実験に成功.
11.3 米大統領選,ジョンソン現大統領が圧勝.
11 米,ベルギー連合軍,在留民保護を口実にコンゴ介入開始.民族解放軍を圧殺しスタンレービルを奪回.この戦闘で3千人以上が殺害される.以後,直接軍事介入のひな型となる.ツォンベが政権の座に就く.スミアロら,アルジェに革命最高会議を結成.
12.28 ビンジアの戦いが開始,翌1月3日に南ベトナム政府軍の大敗北に終わる.
1965年
2.6 コスイギン,北ベトナム訪問.
2.7 米国,コスイギン滞在中をねらい北爆開始.
2.10 コスイギン,ベトナム訪問後中国に回り毛沢東,周恩来と会談.両国の敵対関係は改善されず.
4 クーデターによりモブツが政権を掌握.ゲバラ,コンゴにわたりゲリラ戦に参加.「タトゥ司令官」の名で反ツォンベ闘争を指導.
6.19 アルジェリア軍部がクーデター,ベン・ベラ大統領失脚.
6.22 日韓基本条約正式調印.
8.25 カシミール地方の領有を巡り,インド・パキスタン紛争発生
9.30 インドネシアでジャカルタ事件発生.ウントン中佐ら軍左派によるクーデター失敗.百万人を誇る共産党壊滅.
11.1 AA外相会議開催.第2回AA諸国会議の無期延期を決定.
11.10 姚文元論文「『海瑞免官』を評す」発表.プロレタリア文化大革命はじまる.
1966年
1.05 第1回AALA三大陸人民連帯会議,ハバナで開催.
2.24 ガーナでクーデター,エンクルマ大統領失脚.
3.7 ドゴール,NATO軍事機構からの脱退を表明.
3.11 スハルト将軍が実権を掌握.スカルノは引退を迫られる.
66年 第21回国連総会,「資源ナショナリズム」を求める決議を採択.
1967年
6.5 イスラエルとアラブ諸国間で第三次中東戦争(六日戦争).制空権を確保したイスラエル機甲部隊は,1週間でシナイ半島全域のアラブ連合領,エルサレムを含むヨルダン領,シリア国境地帯を占領.
6.17 中国,水爆実験に成功.
7.23 デトロイトで黒人の大暴動.全米各地でブラックパワ−高揚する(暑い夏).
8.5 ASEAN設立宣言調印.
12.08 国連総会が,核兵器使用禁止決議案を可決.
1968年
1 ドゥプチェク,チェコ共産党第一書記に就任.民主化政策を推進.「プラハの春」の開始.
2 南ベトナム解放民族戦線「テト攻勢」.ケサンの海兵隊基地を2ヶ月にわたり包囲,攻撃.
3.31 ジョンソン,大統領選不出馬を表明.
4.4 キング牧師暗殺される.
4.9 チェコ共産党改革派,行動綱領発表.プラハの春が始まる.
5.3 パリで学生と機動隊衝突,ソルボンヌ大学に警官隊導入5月革命開始.
5.13 パリで第1回ベトナム和平会談が始まる.
6.6 民主党大統領候補のロバート・ケネディ,暗殺される.
7.1 核拡散防止条約調印.62カ国が参加するが,中国とフランスは不参加.
8.20 ソ連・東欧5カ国軍,チェコスロバキア侵入ドプチェク第一書記が連行される.周恩来,ソ連の「社会帝国主義」批判.キューバはソ連を支持.その後カストロ主義を大きくソ連よりに修正.
9.26 プラウダ紙,「制限主権論」を展開.ブレジネフ・ドクトリンと呼ばれる.
10.31 ジョンソン,北爆全面停止を発表.
11.5 米大統領選,共和党のニクソンが当選.
68年 OPEC総会.産油国の石油事業への参加を要求する基本方針を採択.
1969年
3.2 中ソ国境となる黒竜江の中州,珍宝島=ダマンスキー島で戦闘状態.ソ連は「中国との戦争が始まればこれは核戦争であろう」とし,核による威嚇を行う.
4.1 中国,九全大会.林彪が毛沢東の後継者に決まる.
4.28 ドゴール辞任発表.後任にポンピドー.
5.25 フランスで,学生運動を引き金に,全国で反政府運動の激化.これに対して,全土に非常事態宣言が出される.
6.6 パリで解放戦線・平和勢力の人民代表大会が開催される.
10.15 米全土で“ベトナム・メモリアル・デー”が行われる.数千カ所で,総計数十万人がデモに参加.
1970年
3 よど号,赤軍によりハイジャック.
3.18 カンボジアでクーデター.ロン・ノル首相がシアヌーク元首を追放.ニクソン,カンボジア新政権を承認するとともに,ラオスへの米軍介入確認.シアヌークは,北京でカンボジア王国民族連合政府樹立発表.
5.27 セイロン下院議員選挙.共産党も加わる統一戦線が勝利.自由党のバンダラナイケが民主連合政府首相に就任.共産党は1議席を占めるのみで,実質的には自由党政権.
9 PLOとヨルダン政府軍,激戦を展開.PLO,PFLPのハイジャック路線を非難,除名処分.PFLPは自己批判し中央委員会に復帰.
9 ルサカで6年ぶりに非同盟諸国首脳会議開催.LAからはジャマイカ,ガイアナ,トリニダード・トバコの旧英領3ヵ国が参加.
1971年
2.8 南ベトナム軍,米国の支持の下ラオス侵攻作戦を開始.三月には壊走.
6.13 ニューヨーク・タイムズ紙,国防総省秘密報告書(ペンタゴン・ペーパーズ)暴露.
6.17 沖縄返還協定調印.
8.15 ニクソン,国家非常事態宣言.金ドル交換を停止.賃金,物価の3ヵ月間凍結,10%輸入課徴金制度を含む保護貿易制度に根ざしたドル防衛策を討ち出す.LA諸国は一斉に抗議.
9.8 林彪事件発生.クーデターに失敗した林彪はソ連に亡命を図るが,モンゴルで墜落死.
10.25 第26回国連総会,中国の国連参加と台湾追放を決定.
1972年
2.21 ニクソン,訪中し,毛沢東と会談.
3.30 南ベトナム解放戦線,春期攻勢 .ニクソンは北ベトナム海上の機雷封鎖で対抗.
6.17 米民主党全国委本部(ウォーターゲート・ビル)に侵入した5人が逮捕される.
9.25 田中首相訪中,日中国交正常化.
12.18 ハノイ,ハイフォン地区へのクリスマス爆撃.
1973年
1.27 ベトナム和平協定(パリ協定),正式調印.
3.29 米軍,南ベトナム撤退完了.
5.1 ウォーターゲート事件発覚.
8.8 KCIA,東京滞在中の金大中を拉致.
10.6 第4次中東戦争(10月戦争あるいはヨム・キップル戦争)勃発.エジプト軍は歩兵部隊のソ連製対戦車ミサイルがイスラエル戦車部隊を撃破するなど,当初優勢.後半にはイスラエル軍が反撃.OAPEC緊急閣僚会議,石油の生産・供給制限を決定.以後世界中に石油ショック広がる.
1974年
3 アルジェで非同盟諸国外相会議開催.議長国アルジェリアは,「われわれは石油資源で後退せず,農産物,鉱産物をふくむすべての原料戦線で前進すべきだ」と発言.
4 国連資源特別総会,「新国際経済秩序(NIEO)樹立に関する宣言および行動計画」を採択.外資規制の権利,技術移転の促進,一般特恵制度の改善,天然資源に対する恒久主権が認められる.石油戦略をバックに経済ナショナリズムが吹き荒れる.
8.8 ウォータゲート事件のため,ニクソン辞任.副大統領フォードが昇格.
11 PLO,国連の正式オブザーバーとなる.
1975年
3.10 バンメトート攻略戦開始.
3.21 エチオピア,メイギスツによるクーデター成功.帝政を廃止し「社会主義」国へ.
4.17 ポルポトに率いられたクメール・ルージュがプノンペン制圧.
4.30 サイゴン陥落.
12.2 ラオス王政廃止.ラオス人民共和国成立.
1976年
4.5 シアヌーク,国家元首を辞退.キュー・サムファンが国家元首に.ポル・ポトが首相となり全権を掌握.
4.25 ベトナム南北統一選挙.
6 ベルリンでヨーロッパ共産党会議.スペイン,フランス,イタリアの共産党代表がソ連共産党に対する批判をおこなう.
7.2 ベトナム社会主義共和国樹立宣言.
7.20 米軍,タイからの撤退完了.
9.9 毛沢東死去.まもなく「四人組」ほかが逮捕される.
11.3 米大統領選で民主党のカーター当選.
6.30 カーター次期戦略爆撃機B1の生産中止を決定.
8.12 中国共産党第11回全国大会.華国鋒が党主席に就任し,第一次文革終了を宣言.ケ小平復活と「四人組」の永久追放を確認.
11.19 エジプトのサダト大統領とイスラエルのベギン首相が,相互訪問.
12.31 ポルポト,ベトナムとの国交断絶を発表.
77.7 ソ連共産党,スペイン共産党書記長カリリョを名指しで批判.
1978年
3.9 ソマリア,オガデンに侵入するも敗退.
4.27 アフガンで親ソ派によるクーデター.革命評議会議長兼首相にタラキが就任.
12.2 カンボジア(カンプチア)救国民族統一戦線を結成.ヘン・サムリンが議長に就任.
12.15 米中両国,国交樹立を同時発表.米国は米台条約破棄も発表.
12.25 ベトナム軍,ヘン・サムリンを支持してカンボジアに侵攻.
78年 米国議会でコリアゲート発覚.これを機に在韓米軍削減をねらうカーター政権に対し在韓米軍司令官シングローブ陸軍少将は猛然と反発.辞任に追いこまれる.
1979年
1.7 ベトナム軍とカンボジア救国民族統一戦線,プノンペンを占領.カンボジア人民共和国樹立を宣言.
1.16 イラン,パーレビ王朝崩壊.これを機に第二次オイルショック開始.米国の超高金利政策も重なり,対外債務危機が一挙に表面化.
2.17 中国軍,ベトナム国境を越え攻撃開始.
10.26 朴正熈大統領,KCIA部長に射殺される.
12.27 アフガニスタンでソ連指導下にクーデター.ソ連軍が侵入しアミンを駆逐.
1980年
1.26 エジプトとイスラエルが正式に国交樹立.
4.25 米国,イラン大使館の人質救出作戦に失敗.カーターの威信失墜.
8.14 グダニスクのレーニン造船所で,連帯労組がストに突入.2週後に「政労合意」が成立政府が「連帯」を認めてスト終結.党の第一書記はギエレクからカニアへ交代.
8.27 全斗煥が大統領に就任.第二次軍政始まる.
9.22 イラン・イラク,全面戦争開始.
10.10 世界各地で反核運動高揚.ボンでは反核デモに30万人が参加.
11.4 レーガン,大統領選に圧勝.
1982年
4.18 全米で反核集会「グランド・ゼロ週間」開始,キャンペーンを通じて200万人が参加 .
6.6 イスラエル軍,レバノン南部に侵攻.
9.2 PLO,レバノンからの撤退完了.
11.10 ブレジネフ書記長が死去,後継にKGB長官のアンドロポフ.
1983年
8.21 アキノ元上院議員,マニラ空港で暗殺される.
10.9 ラングーンで北朝鮮による爆弾テロ事件.ビルマは北朝鮮と断交.
1984年
12.10 英国教会のデスモンド・トゥトゥ司教,反アパルトヘイト活動によりノーベル平和賞を受賞.
1985年
3.10 チェルネンコ書記長死去,後任にゴルバチョフ.議長にはグロムイコ,外相にはシェワルナゼが就任.
10.8 ベイカー財務長官,ソウルで開かれた世銀・IMF合同年次総会で演説.債務国における一定の経済成長保障の必要性を認める.今後3年間にもっとも深刻な債務を負う15ヶ国に対し二百億ドルを貸与,IMFへの債務の5割棒引きを柱とするベイカー構想を提案.一般債務に関して手を付けないベイカー構想は,まもなく破産.
12 ガザやヨルダン川西岸地域で,パレスチナ人青年による抵抗運動「インティファーダ」の開始.
1986年
4.28 チェルノブイリ(現ウクライナ)の原子力発電所が爆発.広島の10倍にあたる放射能が排出される.20万人が避難を余儀なくされる.
4 米第6艦隊,国際テロを口実に,リビアの首都トリポリを爆撃.
1987年
1988年
11 アルジェでPNC(パレスチナ民族評議会)開催,イスラエルの生存権を承認.
東欧政権の崩壊
1989年
6.3 ホメイニ死去.後継者にハメネイ
6.4 天安門事件勃発.軍が天安門広場に突入・発砲,広場を制圧.
8.24 ポーランドで東欧初の共産党以外の政権が誕生.マゾビエツキが首相に就任.「連帯」が合法化され,ポーランド統一労働者党(共産党)は党解散を決議.
10.18 東ドイツでホーネッカー解任.
10.28 ハンガリー国会,憲法から「共産党の指導的役割」条項を削除.政府は西部国境を全面開放.ハンガリー国境を通じて西側亡命を求める人々が殺到.
11.4 東ベルリンで民主化をもとめる100万人のデモ.
11.9 東独モロドウ首相は「条約共同体」構想を提唱,国境開放を決定.これを機に「ベルリンの壁」が崩壊.コール首相は「三段階統一構想」を提唱 .
11.10 ブルガリアのジフコフ共産党書記長が辞任.
11.24 チェコスロヴァキアのヤケシュ書記長が辞任.
12.2 マルタ島で米ソ首脳会談.冷戦の終了を宣言.
12.4 ワルシャワ条約機構首脳会議,「プラハの春」介入の誤りを確認.
12.10 チェコ,非共産主義者が多数をしめる内閣を結成.
12.20 チミショアラ事件勃発.チャウシェスク夫妻は25日,秘密裁判のうえ銃殺される.
1990年
2.7 ソ連共産党中央委総会,一党独裁の放棄を決定.ソ連はゴルバチョフを大統領とする共和制に移行.
3.12 東独選挙で西独との合併派が圧倒的多数を占める.
5.29 ロシア共和国最高会議議長選でエリツィンが当選.エリツィンは共産党離党を宣言.
6.12 ロシア共和国最高会議,「主権宣言」を採択.
8.02 イラク軍がクウェート侵攻,併合を宣言.米国は対イラク海上封鎖決定.
8.09 ブッシュ=ゴルバチョフ,イラクに対し「国連安保理決議の完全な実施以外は受け入れられない」とする共同声明.
10.3 東西ドイツの統一が実現.
1991年
1.16 “湾岸戦争”開始.米軍がバクダッド空爆.米国はイラク作戦を「砂漠の嵐」作戦と名づける.
6.12 ロシア共和国大統領選挙でエリツィン圧勝.エリツィンはソ連大統領ゴルバチョフの辞任を要求.
6 スロベニアとクロアチア,ユーゴスラビア連邦からの脱退と独立を宣言.10月にはボスニアも独立を宣言.
7.1 ワルシャワ条約機構,加盟国の消失により空中分解.
8.19 ソ連でクーデター発生.各国共産党はゴルバチョフ支持の立場からクーデターを非難するが,ポルトガル共産党は事実上クーデターを支持する声明.
8.25 「幽閉」中のゴルバチョフ,党書記長を辞任,共産党の解散を勧告.
9 ガーナのアクラで非同盟諸国外相会議開催.東西対立の終わりを世界の平和と協力にあらたな視野を開いたものとして歓迎.非同盟運動をこれまでと同様重要とし,引続き先進的役割を果たしていくと宣言.
12.21 ゴルバチョフ大統領辞任.ソ連消滅.アルマアタ会議で,旧ソ連を形成する11共和国が独立国家共同体(CIS)条約に調印.バルト諸国とグルジアは署名せず.
1992年
8.22 韓国・中国が国交樹立.
12.18 韓国大統領選で金泳三が当選,31年ぶりの文民政権となる.
1993年
1.13 化学兵器禁止条約成立.130カ国が調印
1.13 米英仏三ヶ国,国連決議違反を理由にイラク南部ミサイル基地を空爆.
2.26 ニューヨークの国際貿易センターで爆弾テロ.地下の駐車場に仕掛けられた大量の爆弾が爆発.6人が死亡,負傷者は千人におよぶ.イスラム過激派が逮捕される.
4.25 ソビエト最高会議,エリツィンを罷免.エリツィンは国民投票を組織し勝利.
9.13 イスラエルとPLO,パレスチナ暫定自治の原則に関する協定に調印.
9.21 エリツィン,ソビエト最高議会と人民議会を解散.新しい選挙を布告する.ソビエト最高議会の支持者は,武装してモスクワ市長のオフィスおよびオスタンキノ・テレビ局を占領.エリツィンに忠実な部隊は,議会ビルディングを砲撃し奪取.
1994年
4.10 NATOがボスニア空爆.
11.1 北朝鮮,黒鉛炉の建設を中止し,米朝合意を実行に移すことを表明.
12.31 ロシア,Dudaev大統領によって指導されるチェチェン政府軍を撃破.激しい攻防戦の末,首都グロズヌイを制圧.
1995年
11.21 ボスニア紛争の和平交渉が合意に達する.ボスニア・ヘルツェゴビナは一つの統一国家を維持し,イスラム教徒とクロアチア人との連邦とセルビア人勢力の2つから構成されること,ボスニア東部と西部を結ぶ回廊の幅は5キロとすること,ブルチコは国際的調停に委ねることが決まる.
1996年
12.17 国連総会,ガーナ出身のコナン・アナン事務次長を第7代事務総長に指名.
1997年
4.29 化学兵器禁止条約が発効.87カ国批准.2007年までに全廃目指す.
5.16 ザイールのモブツ大統領が政権放棄.反政府勢力指導者カビラ氏が元首就任を宣言.国名をコンゴ民主共和国に変更.
5.24 イラン大統領選でハタミ師が当選.
7.3 米国,ネバダ州で未臨界核実験を強行.
1998年
5.11 インド,パキスタンが相次いで核実験.
5.21 インドネシアのスハルト大統領は辞任.後任はハビビ副大統領.
8.7 ケニアの首都ナイロビと,タンザニアの首都ダルエスサラームの米大使館近くで,ほぼ同時に爆発事件.米国は,アフガニスタンのタリバン基地とスーダンの化学兵器工場を報復攻撃.
8.26 ロシア通貨危機始まる.中央銀行は2度にわたる取引停止後,同日取引すべてを無効とする.
8.31 北朝鮮最大射程距離2200キロの新型弾道ミサイル「テポドン1号」 を発射.韓国政府は「北朝鮮が小型人工衛星を打ち上げたが,地球周回軌道に乗せることに失敗した」と発表.米国もこれを確認.
12.15 第6回ASEAN首脳会議,ハノイで開催.アジア経済危機打開のための「ハノイ宣言」を採択 .
12.16 米国は「砂漠のキツネ」作戦を敢行.巡航ミサイル・トマホークやB52などがイラクの軍事施設に対して大規模攻撃.
12.24 コソボ駐留のセルビア治安部隊,北部ポドゥエボで「コソボ解放軍」に対する大規模な攻撃を開始.
1999年
1.29 コソボの政治的解決を目指す米英独仏伊露の「連絡調整グループ」外相会議を開催2月6日までに紛争当事者を招集し,フランスで和平交渉を開くことを決定
2.2 コーエン国防長官,「1999年国防報告」を発表.北朝鮮の軍事的脅威を「短期的には最も重大な危険」と位置付け,日本海域の戦域ミサイル防衛(TMD)や,米本土ミサイル防衛(NMD)の開発を急ぐ方針を表明.
2.23 ランブイエでの交渉終結.6カ国の連絡調整グループは,「コソボの高度の自治に向けた枠組みがもたらされた」 とする共同議長声明を発表.
3.14 タリバンと反タリバン連合,国連仲介により和平協議.連立政権樹立に向け基本合意が成立.
3.23 ホルブルック米国特使,ミロシェビッチ大統領と再会談.ミロシェビッチは,コソボ最終和平案を拒否.ソラナNATO事務総長は「ユーゴスラビアに対する制裁攻撃の開始を決定」と発表.ロシアや中国は「主権国家への侵略行為である」と激しく反発.エリツィンはミロシェビッチに書簡を送りユーゴ国民への支持を表明
5.8 NATO軍のベオグラード集中爆撃で,ミサイルが中国大使館を直撃.中国は安保理で「戦争犯罪」と激しく非難.
5.31 インド軍,カシミールにパキスタンから侵入したイスラム武装勢力に対して空爆.
6.16 ユーゴ連邦軍部隊がコソボ自治州南部からの撤退を完了.
6.20 NATOのソラナ事務総長,一連の空爆作戦が公式に終了したと発表.
http://www10.plala.or.jp/shosuzki/chronology/world/world.htm