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http://www.nikkei.co.jp/news/market/20071007c8e3m0600806.html
今週の米株式相場は上昇基調が続きそうだ。サブプライムローン問題で動揺した金融市場も落ち着きを取り戻しつつある。マクロの経済指標も足元の景気の堅調さを示しており、市場に買い安心感が広がる場面も予想される。
今の株高の土台にあるのが、米連邦準備理事会(FRB)が10月も利下げを実施するとの期待だ。金融緩和でマネーが流入するとの観測から株式、商品相場が上昇した。
先週はシティグループやメリルリンチなど大手金融機関が大幅減益や赤字転落の見通しを公表。だが市場はむしろ悪材料出尽くしと受け止めた。注目された9 月の雇用者数も予想を超えて増加。4年ぶりの減少とされた8月の雇用者が約9万人増に上方修正されたこともあり、株価を過去最高値圏に押し上げた。
今週の焦点は9日に公開される9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録。0.5%の利下げに踏み切った議論の過程が明らかになる。10月の利下げ予想を覆す内容となれば株価が急落するリスクもあるが、可能性は低そうだ。
(ニューヨーク=財満大介)(07:00)