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(回答先: 日経平均が安値更新、テクニカル的には一段の下落も [ロイター] 17:05 JST 15日 投稿者 XL 日時 2007 年 8 月 15 日 22:14:29)
「為替」 「米株式続落にリスク回避継続156.70円、原油続伸74.18ドル」訂正/ニューヨーク外国為替市場概況
8月16日6時45分配信 フィスコ
「米株式続落にリスク回避継続156.70円、原油続伸74.18ドル」ニューヨーク外為市
場概況 2007年8月16日(木曜日)−株式会社フィスコ 平松京子/片山 善博
[ニューヨーク外国為替市場概況]
*06:34JST 「米株式続落にリスク回避継続156.70円、原油続伸74.18ドル」訂正
訂正箇所:ヘッドライン
・訂正前
「米株式続落にリスク回避継続156.90円、原油続伸74.18ドル」
・訂正後
「米株式続落にリスク回避継続156.70円、原油続伸74.18ドル」
【ロンドン市場概況】
15日のロンドン外為市場では、ドル・円は、116円79銭から117円05銭に反発後ク
ロス円の売り継続で116円66銭まで下落、ユーロ・円は、157円60銭から157円98銭に
買い戻された後売りが再開され157円23銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.3477ドル
から1.3500ドルで小動きとなり、ポンド・ドルは英・4-6月平均所得伸び率の下振れ
を受けて1.9913ドルから1.9876ドルまで下落後、一旦1.9917ドルまで上昇した。ド
ル・スイスは1.2152フランから1.2129フランまで軟調推移したが、豪ドルやNZドル
でキャリートレードの巻き戻しとみられるスイスフラン買いが出ていた模様。欧州
主要株式市場は下落推移が続いた。
【経済指標】
英・7月失業者数増減:-8500人(予想-1万人、6月-1.41万人←-1.38万人)
英・7月失業率:2.6%(予想2.7%、6月2.7%)
英・4-6月平均所得伸び率:3.3%(予想+3.5%、前回+3.5%)
南ア・6月実質小売売上高:前年比+6.4%(予想+8.7%、5月+9.2%←+9.0%)
【要人発言】
8/1-2英中銀金融政策委員会議事録
「9対0の全員一致で政策金利の据え置きを決定」
「大方のメンバーは、金利をさらに引き上げる必要があるかどうかについてまだ見
解が固まっていないことを強調した」
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円:116円86銭、ユーロ・円:157円48銭、ユーロ・ドル:1.3480ドル、ポン
ド・ドル:1.9890ドル、ドル・スイス:1.2163フラン
【ニューヨーク市場概況】
15日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は米株式市場の上昇を受けたロンドン
Fixにかけたショートカバーなどに一旦117円60銭まで上昇したが、破たん可能性の
指摘された米住宅金融最大手のカントリーワイド社の株価急落などが嫌気され株式
市場が下落に転じた影響から116円58銭に反落し、日中安値で引けた。
ユーロ・ドルはユーロ・円の動向に連れて1.3504ドルまで強含んだ後、米銀などの
投機的な売りに1.3439ドルまで下落し、ほぼ安値で取引を終えた。ユーロ・円はリ
スク回避のキャリートレード手仕舞いが加速して158円61銭から156円70銭まで下落
した。ポンド・ドルは1.9856ドルまで下落後1.9959ドルへ反発し、ドル・スイスは
1.2154フランから1.2199フランまで上昇した。
【FF先物米金利変更織り込み率】
9月の利下げ確率:5.0%まで100%変わらず、4.75%まで100%←80%
年内の利下げ確率:5.0%まで100%変わらず、4.75%まで100%変わらず、4.5%ま
で100%←84%
【シカゴVIX指数:株式投資家の恐怖心理の度合いを示す指数】
30.67←27.68、日中最大31.76(昨日までの年内最大:8/10の29.84)
【原油市場】
原油相場は3営業日続伸し、一時74ドル台を回復。ハリケーンに発達する可能性のあ
る「ディーン」を含む2つの熱帯性暴風雨がメキシコ湾に接近しており、石油施設へ
の被害が懸念されることで買いが優勢となった。また、本日発表された週次在庫統
計において原油在庫が6週連続で取り崩されたことが明らかになり、在庫量が4月以
来の低水準に減少したことによる供給不安も買い材料となった。NY原油先物価格は
8/6以来の高値74.18ドルまで上昇し、73.33ドル(前日比+0.95ドル、+1.3%、年初
来+20.1%)で取引を終えた。
【株式市場概況】
NY株式相場は下落。7月の消費者物価指数がほぼ予想の範囲内だったことで朝方は強
含む場面もあったものの、引き続き信用リスクの高まりが嫌気され引けにかけて下
落に転じる展開となった。セクター別でも全面安となり、特に自動車・同部品や素
材が軟調。不動産投資のKKRフィナンシャル(KFN)は51億ドルの住宅ローン債権を売
却し、約4000万ドルの損失を計上する見込みを明らかにして31.1%下落。ヘッジファ
ンドに対する第3四半期末の解約が殺到するするとの見方から証券大手のゴールドマ
ン・サックス(GS)も売られた。米住宅金融最大手のカントリーワイド(CFC)はメリル
リンチが投資判断を「買い」から「売り」へ2段階引き下げ、破綻の可能性について
も言及したことから急落した。一方でアクレディテッド・ホーム・レンダーズ
(LEND)は投資ファンドのローンスターが公開買い付けの期間を延長したことで上
昇。またソーンバーグ・モーゲージ(TMA)も来週にも通常業務に復帰する見込みであ
ることを示して急反発となった。ダウ構成銘柄では、アルコア(AA)やゼネラル・モ
ーターズ(GM)の下落が目立った。結局ダウは167.45ドル安の12861.47、ナスダック
は40.29ポイント安の2458.83で取引を終了した。ダウ平均は節目の13000ドルを割り
込み、投資家の信用リスクや流動性リスクに対する不安が一段と増大している。
【通貨オプション】
オプション市場では、ドル・円の続落に伴い買いが加速し、O/Nでは朝方116円台の
取引を受けて20%が取引された。1ヶ月物変動率は、10.750%から12.150%、3ヶ月
物は9.725%から10.600%、6ヶ月物は8.850%から9.600%、1年物は8.450%から
9.050%へそれぞれ急騰している。
リスクリバーサルでは、投資家の円先高観が強まった事で円コール買いが加速し25
デルタ円コール1ヶ月物は2.900%から3.550%、3ヶ月物は2.900%から3.450%、6ヶ
月物は2.950%から3.450%、1年物は3.05%から3.200%へそれぞれ拡大し、04年4月
来の高水準での取引となっている。
【経済指標】
米・7月消費者物価指数(CPI):前月比+0.1%(予想+0.2%、6月+0.2%)、前年比
+2.4%(予想+2.4%、6月+2.7%)
米・7月コアCPI:前月比+0.2%(予想+0.2%、6月+0.2%)、前月比+2.2%(予想
+2.2%、6月+2.2%)
米・8月NY連銀製造業景気指数:25.1(予想18.5、7月26.5)
米・6月対米長期証券投資:1209億ドルの資金流入(予想同628億ドル、5月同1260億
ドル←1261億ドル)
米・6月対米証券投資トータル:588億ドルの資金流入(予想同775億ドル、5月同
1073億ドル←1059億ドル)
米・8月NAHB住宅市場指数:22(予想23、7月24)
米・週次原油在庫統計(8/10時点)
原油在庫:前週比-517万バレル(予想-250万バレル、前回-414万バレル)
ガソリン在庫:同比-106万バレル(予想-75万バレル、前回-172万バレル)
留出油在庫:同比+15万バレル(予想+125万バレル、前回+97万バレル)
製油所稼働率:91.8%(予想91.8%、前回91.3%)
カナダ・6月製造業出荷:前月比-1.8%(予想-0.2%、5月-0.2%←-0.1%)
【要人発言】
米連銀
「70億ドルの緊急資金を市場に供給」
【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 116.94 117.60 116.58 116.60
ユーロ・ドル 1.3489 1.3504 1.3439 1.3442
ユーロ・円 157.75 158.61 156.70 156.71
ドル・スイス 1.2149 1.2199 1.2125 1.2192
ポンド・ドル 1.9901 1.9959 1.9856 1.9889
株式市場:
NYダウ 13021.93 13119.32 12834.24 12861.47
ナスダック 2490.07 2520.39 2457.89 2458.83
債券市場: (始値) (終値)
米国債 2年物 4.363 4.292
米国債10年物 4.724 4.724
米国債30年物 4.988 5.027
先物市場:
NY金先物 674.0 681.2 672.5 679.7
NY原油先物 73.10 74.18 72.50 73.33
シカゴ日経平均先物 16270 16530 16260 16275
最終更新:8月16日6時45分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070816-00000002-fis-brf