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(回答先: 「そこでだ、ぼくは君に一つの真面目な問題を提起したい。」 投稿者 hou 日時 2007 年 8 月 13 日 21:03:49)
http://blog.so-net.ne.jp/a_certain_light/2007-05-31
『「一生賃貸!」という考え方』という記事でコメントをもらったコマツさんは、
高齢者の住宅と地域に関わる某NPOで頑張っています。
コマツさんとメールのやりとりをしていたら、
「お金の可能性を社会全体のものとして自分から離して考えられる高齢者はあまり多くない感じがするよ。だから土地とか家とかそういう不動の価値がある(と思われていた)ものの呪縛から抜けられないし、何かみかえりを求めてる。そうじゃないと気付き始めた人もいるはずだけど」というコメント。
また、先日紹介した「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント」には、こういう記載がありました。
『第一生命経済研究所の試算によれば、1450兆円を超す個人金融資産のうち54%は
60歳以上が保有していると言われています。
また、2005年の経済財政白書では、貯蓄の額から借金の額を引いた純金融資産額は、
60代より70代の方が多いことが報告されています。つまり、本来資産を取り崩していく世代が
漠然とした不安などから資産を溜め込んでいることになります。』
うーむ・・・。
高齢者には、是非自分が持っている資産を社会に役立ててもらいたいですね。
つまり、資産運用として社会にお金を放り込んで、社会を活性化させて欲しい。
もちろん、往々にして金融機関の勧めるような高コストな商品ではなく、
低コストで、あくまでも安全な範囲での資産運用ですが。
それから、資産って、お金という意味だけでは無いと思うのです。
高齢者の「経験」や「智恵」や「人とのつながり」も貴重な資産であり、
そういう資産を、地域と社会に伝承していってもらいたいのです。
高齢者の仕事は、「伝承すること」なのだと思います。
仕事があるから、生きがいがあるのだと思うし。
そんな社会であって欲しいと思うのです。