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半年で損失７２０億円 野村、米住宅ローン関連で【中日新聞】
2007年7月25日 22時15分
野村ホールディングスは２５日、米国で信用力の低い個人向け住宅ローン（サブプライムローン）に関連した証券化事業で、２００７年４−６月の四半期決算で３１２億円の評価損を計上した、と発表した。
野村は、０７年１−３月期にも４１４億円の評価損を計上したという。損失額は半年間で７２０億円を超えたことになる。国内の大手銀行、証券がサブプライムローンによる損失を公表するのは初めて。
野村は、米国の住宅ローン会社などから買い取った債権を金融商品に組み込んで販売してきた。６月末時点で保有しているサブプライムローンの残高は７１１億円。米国での住宅ローン関連事業は縮小しており、今後撤退を含め大幅な見直しを検討する。
野村は「投資家らの間でサブプライムローンへの関心が広がっているため、損失額を公表することにした」としている。損失分は他の金融商品の収益で補っており、０７年９月中間決算などへの影響はほとんどないという。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007072501000863.html
- 米、住宅バブルという延命策の終わり（過去記事ですが） どん兵衛 2007/7/26 10:02:01
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